投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

痴漢専用車両へようこその最初へ 痴漢専用車両へようこそ 333 痴漢専用車両へようこそ 335 痴漢専用車両へようこその最後へ

良子、サイトへ侵入す-1

【良子、サイトへ侵入す】

「あったあった【ライブチャット】♪」

良子は画面上に羅列されるリンクの中のにそれを見付けると、嬉々としてタップした。直ぐに画面が変わり、ライブチャット中の全裸の女が映った。

「えっ!」

画面の中の女が驚きの表情を浮かべていたが、それを見た良子の方も同じように驚いた。

「ま、まさか、陽子さん…、星司さんのお姉さんの…」

「何だって!ウソだろ!」

初めて陽子の美貌を見た時、一度は味わってみたいと邪な考えを持った拓哉が画面に顔を近付けた。

『お、お義父さん…』

画面の中で固まっていた陽子の思考回路が、拓哉の血走った視線でようやく再起動を始めた。

『きゃあっ!』

慌てて胸と股間を手で隠した陽子だったが、それで無かった事にはならない。反対にそれを弱みと捉えた良子は心の中でニヤリと笑った。

「陽子さん、これはどういう事?そもそも【痴漢専用車両】って何?」

こんな場合は詰問口調に限る。

すると慌てた陽子は、こんな場合の世間一般の例に倣って、その常套句を口にした。

『ち、違うんです!』

もちろん頭の中では何が違うのかの整理はついていない。負い目を持つ者と追及する者の立場が顕著に現れた。追及する側の良子にしてみれば、せっかく辿り着いた卑猥なサイト、そして実際に痴漢プレーが楽しめそうな【痴漢専用車両】の存在。そこに今後も食い込むチャンスだった。しかし、それ以上に恥ずかしがる女や狼狽える女を責めるのは楽しい。

「何が違うの?【痴漢専用車両】でウチの娘は何をしてるの?陽子さんが誘ったの?」

『そ、それは…』

陽子は口ごもった。結婚前の女の親に向かって『お嬢さんに痴漢して、みんなで輪姦して女体を楽しみました』とは口が裂けても言えない。情報解析のスペシャリストでもこんな状況で的確な答えは導き出せなかった。

「ちゃんと説明して。どうして陽子さんは裸なの?まさか、優子もネットで裸になってないでしょうね!」

良子は自分の半裸状態を棚に上げて畳み掛けた。その怒涛の責めに、画面の中の陽子が青くなってワナワナと震えた。

(うふふ、陽子さん、可愛い♪)

自身の責め言葉に高揚した良子にSっ気が芽生えた。

…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…

(雄ちゃん、助けて…)

しかし、頼りになる同棲中の雄一は、各務家の秘書として出張中で居ない。しかし、そんな陽子の窮地を救う者の声がした。

「陽子、大丈夫だ。今思ってた事をそのままを話せばいいんだ」

その声の主が陽子の肩に手を置いた。すると陽子の女体がピクリと動き、一気に血の巡りが早くなった。各務家には情報解析のスペシャリスト以外にも頼りになる者が居るのだ。

「星司…」

いつ部屋に入ったのか、陽子はその声の主、背後に立つ双子の弟に振り向いた。星司の登場は有り難かったが、しかし口にした言葉の内容に陽子は納得できなかった。

「何言ってんのよ!そんな事、お義母さんに話せるわけないじゃないの」

陽子はそう言った途端、自分の失敗に気付いてハッとなった。こんな言い方をすれば、却ってとんでもない事だと思わせる事になるからだ。

しかし、うろたえる陽子に対して、星司はいつものように冷静だった。

「心配しなくていい。お義母さんをよく見てみろ」

「えっ?」

促された陽子は改めて画面に映る良子の姿を見直した。 



痴漢専用車両へようこその最初へ 痴漢専用車両へようこそ 333 痴漢専用車両へようこそ 335 痴漢専用車両へようこその最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前