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ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン
【OL/お姉さん 官能小説】

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上司の美人妻-1

「やっぱ奥様の料理は最高ですね!いやー美味い!」

浜野は上司で課長である梨田裕太の家にいた。以前、一度梨田に誘われて夕飯をご馳走された事があった。その時に梨田の妻、梨田琴乃に初めて会い、その北川景子ばりの美貌にお目にかかったのであった。今回つかさがらみの悪巧みでどうしても琴乃と会いかった為、久々に奥様の料理を食べたいと言った所、最近業績の良いご褒美として家で一杯やろうかと言う話になり梨田家に来ている浜野であった。

「ンフッ、ありがとうございます♪」
北川景子ばりの美貌で笑顔を見せられると照れてしまう浜野。
「まー、いつも食ってるとそれが普通に感じて美味いのかマズいのか分からないんだよなー!」
梨田が笑いながら言った。
「ちょっとぉ。いつも一生懸命作ってるんだからね??」
悪戯っぽい笑みを浮かべながら頬を膨らませる琴乃。
「そうですよ!課長は贅沢ですよ。こんな美味しいご飯を毎日食べられるなんて。」
「そうかなー?ハハハ!」
妻が褒められて悪い気はしない梨田。
「もっと言ってやって下さいよ♪。この人、美味しいとか絶対に言わないんですよ?今まで一回も言われた事ないんですから〜。」
「そうだっけ??」
「そうですよ。美味しいもなければ綺麗だよの一言もないんですからね??」
琴乃は意味ありげに浜野に視線を送る。この時点で琴乃は浜野をだいぶ意識していた。何故なら梨田家に上がる前、すでに浜野はフェロモン成分を吹きかけていたからであった。
「こんな美人な奥様、そうはいないんですから。俺だったら毎日でも言ってますよ?逃げられないように!」
「ハハハ…!ち、ちょっとトイレ…」
2人に責められ居づらくなった梨田はスッと立ち上がりトイレへ行ってしまった。部屋から出て行くのを確認すると、琴乃が浜野の横へスッと移動してきた。

「浜野さん…、あの人には内緒でご相談したい事があるんです。これ私の携帯番号とメルアドとLINE IDです。もし良かったら登録していただいて夜にLINEいただけませんか?」
近付くといい香りがした。すでにしかも上目使い気味で思い切り女を出している。浜野はもう効いていると確信した。
「分かりました。」
「ありがとうございます、浜野さん…。」
意味深すぎる色っぽい微笑を見せた琴乃は廊下から梨田の足音が聞こえるとスッと離れていき元の場所に戻った。

戻って来た梨田は琴乃にビールを運ばせ、3人で飲み始めたのであった。会社の時よりも気さくな梨田だが、会社で梨田から受けるストレスはそう簡単には割り切れない。その鬱憤を晴らす気持ちには変わりのない浜野であった。


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