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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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妻のデート (2) 抗えない身体-3

「Zくんと浮気しちゃう」

冗談で発したこの言葉はしかし、やがて現実になる。
この笑顔からそれほど遠くない未来――ゆきは私に黙ってZとの浮気を繰り返し、性奴隷へと堕ちていく。
妻として、女として汚れていく一方で、ゆきは私のことも変わらず愛し続けてくれた。
それはこの日の涙が暗示したとおりの、いやそれ以上の悲しく切ない人妻の姿だった。



目の前にいる愛おしい女性の身体を、後ろからぎゅっと抱きしめる。
人妻らしく丸みを帯びてきたといっても、こうして抱きしめると昔と変わらず華奢で驚く。
この身体で、Zの巨根を何度も何度も受け止めてきた。
うなじに鼻をつけて「他人に抱かれてきた妻」の匂いを胸いっぱいに吸い込む。

しばし無言で私の手のひらをいじくっていたゆきが口を開く。
「はい、なんて書いたでしょう?」
なんだくだらない。そんなことをしていたのか。

「バーカ、かな?」
「すごい!あたり。他には?」
「変態」
「それも書けばよかった。でもはずれ」
「じゃあ大好き」
「自分で言ってて恥ずかしくない?」
「ぜんぜん。あたりだからね」
「つまんないの」
「あたりなんだ」
「じゃあ、はずれ」
「じゃあってなんだよ……じゃあ正解は?」
「パパ大好き……」

後ろから、両方の手で妻の乳房をそっと包む。
しっとりと指先が吸い付くような胸のふくらみ。
甘い吐息を発して応えてくれるゆき。
先端の突起には触れないよう注意深く手のひらを、指先をすべらせる。

「妻を他人に抱かせる夫が大好きなんて変わってる」
「ほんとに。いっそ嫌いになりたかった」
「嫌いになれたらどうする?」
「うーん……Zくんとデートしちゃう」
言いながら吹き出すゆき。
「またZかよ。あいつのこと好きすぎだろ」
私もつられて笑う。

「デートしたらセックスもするんだよね」
「普通はそうなるよね」
「付き合うの?」
「Zくんと真剣なお付き合いは無理かも」
「付き合ってないくせにセックスするなんて……大人の男女って感じで妬けるなぁ」
「うふふ」

「ねぇ、Zとの最後のセックス。詳しく聞かせてよ」
「なんか最後とか言われるとちょっとさみしいね」
「俺もさみしいよ。やっぱり続けよっか」
「終わりにするもん」

妻のむっちりした尻をショーツの上から撫でる。
パツンパツンの布地と肌の境目に指を差し込んで、つつつとなぞる。
最近のゆきのコンプレックスとなっているわずかにはみ出た尻肉を弄ぶ。
「やだぁ、お肉ぷにぷにしないで……」
くすぐったそうに笑うゆき。

ショーツの中に手をすべらせると陰毛はまだ湿っている。
手のひら全体で妻の陰部をゆっくりと揉みしだく。
「あぁ……っ!」敏感に反応するゆき。

「ねぇ、パパのくせに上手……生意気だよ?……ぁ……!」
こちらを向いてもたれかかってくる。
目の前の淡いピンクの唇にキスをする。今度は抵抗なく受け入れてくれた。

キスしながら尻を引き寄せてパジャマごとショーツをおろすと、形のよい桃尻が顔を出す。
横向きに寝転がったまま下半身を妻の股間へと押しつけ、ペニスをあてがう。
ゆきも私を迎え入れる体勢をとってくれた。

「ねぇパパ、本当に私のこと嫌いになってないんだよね……」
尻をぷりんと可愛らしく突き出しながら、まだ不安がっている妻がいじらしい。
「もしなってたら入れさせてくれないの?」
「ううん、こんな奥さんだから。パパが入れたかったら入れていいよ」
切ないことを言うゆき。この女性を一生愛し続けたい。

「まったく嫌いになってないよ。安心して」
唇を何度も優しく重ねる。生暖かい吐息を感じる。
「もし一ミリでも嫌いになったら言ってね。少しくらい仕方ないと思うし、隠されるくらいなら言ってくれたほうがいいから」
「わかった。絶対ありえないけど約束するよ」

ゆきの息が荒い。セックスしたくて我慢できなくなっている女の切ない息遣い。
今日この女は性欲に負け、夫ではない男に抱かれてきた。
そのことに罪悪感を感じながらも、今はまた夫のペニスを欲している――。

「こんないけない奥さんのこと、パパ愛し過ぎ……」
「可愛いくていけない奥さん。最高過ぎる……」
「やっぱり変態さんだ……」

熱く熟れた恥部肉に亀頭が包まれるのを感じながら腰を突き出す。
にゅるん――。
「ぁ……っ!」私の腕の中で身を固くするゆき。
ペニスの半分ほどが一気に妻の膣内へと飲み込まれた。


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