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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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結婚式-7

ミチャ…

愛液で密着していた肉襞が卑猥な音を立て、塞き止められていた愛液が太ももにツーっと流れた。狭いエレベーター内に漂った芳しい牝の芳香が宮本の鼻腔を刺激した。

「おまんことおっぱい、どっちがいいですか?」

同時に由香里は、もう一方の手で胸を下から持ち上げて、乳首をプルプルと揺らして宮本を誘った。

「じゃあ、両方」

巨乳の由香里ならではの行為に相好が崩れた宮本は、男ならではの反応を示した。乳首に吸い付き、指を心持ち開かれた割れ目の中に食い込ませた。

「あっ…」

由香里に悦びの表情が浮かんだ。

「由香里先生、濡らし過ぎですよ」

その多すぎる愛液を指先に絡ませると、宮本はその指先でクリトリスに小さく円を描いて、由香里の好む刺激を与えた。

「あっ…、そ、それ、好きです…、あん…」

甘い吐息を洩らす由香里の手が、大きくなった宮本のモノをズボンの上から撫で始めた。

「うっ…」

途端に宮本の股間に染みが浮き出てきた。

行為に没頭していた宮本だったが、エレベーターが減速していることに気づいて、自然と階数表示に視線を向けた。

「あっ!」

宮本の目が見開かれた。その宮本の焦りの声に階数表示を見た由香里も驚いた。高層ホテルの最上階までには、まだしばらくあったからだ。

「うそ…、一番奥なのに」

その瞬間、宮本はさっき感じた違和感に思いあたった。

「違う!」

「どうしました?」

「このエレベーター奥から2番目かも」

宮本は衝撃の事実を伝えた。奥のエレベーターは意匠のために手前の壁に出っ張りがあり、その存在をわかり難くしていたのだ。

「うそ…」

由香里は瞬時に顔面蒼白になった。

扉が開かれる一拍の間の出来事だったが、こんな時、人は固まるものだ。宮本は由香里の割れ目に指を差し込んだまま、由香里は生乳を出した状態で宮本の股間に触れたまま、2人は扉が開ききるまで固まってしまったのだ。

「きゃっ!」

エレベーターの外で待っていた女の悲鳴を合図に、ようやく呪縛が解かれたように2人の身体が動いた。宮本は由香里の割れ目から指を抜き、その濡れた指先で【閉】のボタンを連打し、由香里は慌てて後ろを向いて大きな胸をドレスの中に仕舞った。

扉が閉まり、エレベーターが直ぐに上昇したため、直ぐに他人からの視線は遮られた。3人ほどに見られたが、一瞬だけなのでそれは問題ない。

「あは…、あはは…。う、映ってるでしょうか…。防犯カメラ…」

笑顔を引きつらせながら由香里が聞いた。

「多分」

宮本が小さな声で肯定した。

「え〜ん、どうしよう」

半泣きになりながらも、由香里はゾクゾクしていた。

眼鏡をかけてないから由香里だと特定できないと慰めたところ、それはそれで少し残念そうな表情を浮かべる由香里だった。

そうこうする内に、最上階にエレベーターは止まった。

「悔やんでも仕方がないか。行きましょ。新郎新婦が待ってるわ」

開き直った由香里は宮本の腕を取ると、そのまま組んだ腕に柔らかな胸を押し付けながら宮本を誘導した。


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