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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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結婚式-5

このままではダメになる。そう感じた由香里は決意を固めた。

(陽子さんと優子ちゃんの結婚式を祝おう。でもそれが終われば…)

由香里はその後の温泉旅行も参加せずに【痴漢専用車両】から退会し、以降は関係者との連絡の一切を断とうと考えたのだった。新年度には誰も知らない場所で教鞭をとるため、赴任希望の準備をしていた。

結婚式まで、数回はメンバー同士で会う機会もあった。宮本の前では変に意識をしてしまい、ぎこちなく振る舞いがちになった。しかし、恋心を隠して淫乱さを前面に出せば、これまでの通りに接することもできることもわかった。由香里はメンバーが揃えば率先して乱交を誘い、恋する宮本の前にもかかわらず、他の仲間の前でも構わずに足を開いた。

(心は望まない。今までの通り、ただ宮本さんの前に女を晒すだけ。最後までそれを押し通すのよ)

不器用な由香里はその思いに傾倒し、最後まで淫乱な女のままで貫こうと改めて決意を固めた。 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

狭いエレベーターの中、由香里は外の景色を観ている宮本の後ろ姿を見つめていた。

例え後ろからでも、人は凝視されると気配を感じるものだ。それが複雑な思いが籠った視線ならば尚更だ。その気配を感じた宮本が振り向いた。

由香里を見る宮本の目は、外の景色を楽しんでいた事で少年のようにキラキラと輝いていた。

「宮本さん…」

宮本の目に見つめられたことで、由香里の隠したはずの恋心が出てきそうになった。

(ダメダメ。淫乱なあたしだけが宮本さんと接することができるのよ。もっと軽く誰とでも寝る女に見えるように…)

由香里は健気な心を無理矢理封じ込めて、妖しげに微笑んだ。

「ど、どうしました」

眼鏡を通さない由香里の潤んだ瞳に宮本はどぎまぎした。

「うふふ、宮本さん、さっきの答えですけど、正解を教えますから、これを持って貰えますか」

由香里が手にしたハンドバッグを宮本に差し出した。

「えっ?は、はい。でもさっきって…」

差し出されるまま、それを素直に受け取った宮本だったが、はぐらかされてばかりなので、どのことを言っているのかわからなかった。

「正解は…」

戸惑う宮本に構わずに、由香里は少し上気した表情でドレスの裾を掴んで、それをゆっくりと捲り上げた。

「ゆ、由香里先生…」

股間部分のないガーターストッキングの上端が見え、さらにそれを留めるガーターベルトが徐々に見え始めた。

それに比例して、待ちきれない宮本の頭の高さが無意識に下がっていった。

(エッチなあたしを見たがってる)

宮本の反応に満足した由香里は、一気にドレスの裾を捲り上げて股間を晒した。

「じゃーん、正解は『今日も穿いてない』でした♪」

その言葉の通り、白い太ももの根本には隠すものがなく、陰毛の処理されたふっくらとした卑猥な縦スジが露になっていた。

「見えます?さっきの宮本さんのエッチな視線のせいで、ストッキングが少し濡れちゃいました」

その言葉の通り、卑猥な割れ目から垂れ出た愛液が太ももを伝い、ガーターストッキングまで達していた。

「あっ!」

由香里の【見えます】の言葉が宮本の琴線に引っ掛かった。

「ダ、ダメです由香里先生!防犯カメラ!」

慌てた宮本は、由香里の割れ目から視線を外してその位置を確認すると、モロ見えの割れ目を隠そうと防犯カメラに手を翳した。

しかし、宮本が心配するほど由香里は慌てていなかった。



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