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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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杉山とマギーの灼夜-16

「おーはーよー♪」
そうニヤニヤしながら寄って来たのは勿論若菜だ。何を言われるのか見当がつく。マギーはなるべく視線を合わせないようにそそくさと挨拶をする。
「お、おはようございます…」
何とか逃げたいマギーだが、若菜が逃す訳はなかった。
「フフフ!随分スッキリした顔してるわねー??」
「い、いつも通りです…」
「そーかなぁ?いつも見るからに欲求不満な顔してるじゃん??」
「し、してないしっ!」
思わず若菜に顔を向けてしまった。

「で、何発ヤッたの??」
「お、覚えてないですっ!」
「覚えてないぐらいいっぱいヤッたの?」
「そ、そうゆー意味じゃなくて…」
「いーじゃん、隠さなくても♪私も久々だったから燃えちゃってさー、朝までヤッてたわ♪もう夢中になっちゃってさぁ、思わず中に出させちゃった♪デキちゃったらどうしようかなーって心配ぁ〜い。」
「!?」
もしかして既に杉山から話を聞いて揶揄っているのではないかと疑ぐる。
「ん?どうかした?」
「い、いえ…」
藪を突くのは止めようと思った。自爆だけは避けたい。さっきまで一緒にいた杉山が昨夜の事を若菜に報告する時間はなかった筈だ。もしかしたら若菜の誘導尋問かも知れない。マギーは言葉を濁した。

「でも今のタイミングで妊娠はマズいからピル飲んだけどね♪」
「そ、そうなんですか?」
「うん。私、ゴムとか2人の間を邪魔されてるみたいで嫌いだからさー。それに男って中に出したがるし、出させてあげると喜ぶじゃない?旦那の喜ぶ顔がみたいからさぁ♪アハハ!」
そう笑った。
「まー暫くはラブラブしなさいよ♪」
若菜はそう言って意外にもあっさりと引き上げて行った。

(やっぱり私と若菜さんは違うな…)
マギーはそう思った。仕事優先で物事を考える若菜とそうでない自分。若菜には一生追いつけない理由がそこに見えた気がした。弱い自分を見つめるば見つめるほど、若菜が偉大に思えてしまうマギーであった。


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