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地下聖堂のシスター
【その他 官能小説】

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地下聖堂のシスター〜十字架〜-1

1週間後の水曜日、僕はまた、あの狭い石造りの地下聖堂にいた。
毎週火曜日に開かれる手話サークルの後、僕は紙に書いたメモを、シスター野宮に渡していたのだ。

「水曜日、昼1時半に待っています」

場所は、わざと書かなかった。
シスターは来てくれるだろうか、それとも・・・・
固い木製の祈祷台のいすに腰掛けて待つ。
1時半はとっくに過ぎていた。あきらめに支配されかけたころ、

ギィ〜イ〜ッ、ガシャン、ガチッ。

鉄製の重い扉を開閉し、鍵をかける音が聞こえた。
来たっ。

ピタッ、ペタッ、ピタッ、ペタッ・・・

1段ずつ階段を下りるシスターの足音。足許まで隠す白い修道服が見える。
降りきったところでシスターは立ち止まった。私をみて微笑んだ。

「ごめんなさい、三井君。出がけに御用を言いつけられて、少し遅くなりました。でも、そのかわり、今日は夕方までお時間をいただいています。ゆっくりお話しできますよ」

シスター野宮はそう言って祭壇正面へ進み、ひざまずいた。
深く頭を垂れ、両手のひらを組んで祈りを始める。

シスターを犯した直後こそ、良心の呵責に苛まれた僕だったが、それも1、2日だけのこと。今はもう完全に悪魔と手を組んでいる。
待ち合わせの場所を書かないメモを渡したのも、悪魔の入れ知恵だ。

「シスター野宮が来ればすべてOKだ。『犯されるかも知れない』
と知ってくるのだから、犯してやればいい。お前に罪はない」

僕はシスターの背後から体を密着させ、シスターの足を跨いでひざまずいた。
両手をシスターの脇の下から前へ。
左右の胸を修道服の上からギュゥ〜ッとつかむ。
頭をすっぽりと隠すベールを持ち上げ、うぶ毛に覆われた首筋、耳の後ろに舌を這わせる。
くすぐったそうに体をよじることはあっても、抵抗するでもなく、シスター野宮は祈り続ける。

「Gloria in excelsis Deo・・・」
天の神に栄光あれ・・・ラテン語だ。

僕は、柔らかく大きな乳房の感触を味わいながら、揉みしだく。
制服のズボンのジッパーが飛びそうなくらいに勃起したペ○スを、シスターの腰に押し付け、ぐりぐりとグラインドさせる。
首筋を舐め回し、唾液が糸を引く口を耳元に近づけてささやいた。

「シスター野宮、どうしてまたここに来たんですか?。犯されるかもしれないのに」
「1週間前の今日、僕に犯された後、シスターは僕を会館の談話室に連れて行き、優しく諭してくれました。怒りませんでした。恨みませんでした。なぜですか?」
「会館で、シスター野宮は言いました。『きょうのことは誰にも言ってはいけません。これは神が私たちにお与えになった試練です。二人だけで乗り越えなくてはいけないのです。悪魔の誘惑に打ち勝てる日が来るまで、わたくしは三井君とともに闘います。ひたすら祈るのです。か弱い私たちにお力添えをいただけるよう、神に祈るのです』と」
「悪魔の声に勝てる日は、本当に来るんでしょうか?。シスター野宮はこうも言いました。『三井君の罪は、すべてわたくしが引き受けます。
あなたに代わって、わたくしが罰を受けます。わたくしが背負うべき十字架なのです』と」
「それを聞いて、僕は改めて自分が犯した罪の大きさに気づき、うちひしがれました。『僕はこんな清らかなシスターを・・・』。でも、その思いは丸1日で消えました。悪魔の声が打ち消したのです」
「シスター野宮は、自分が身代わりとなって地獄へ堕ち、そのかわりに僕を救おうと言うのですか?。信じられません。自分のすべてを投げ出すことで、地獄へ行く覚悟を見せることで、やはり最後には天の神様がお許しになるだろう、そう思っているのではありませんか!?」


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