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ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン
【OL/お姉さん 官能小説】

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事務服から溢れ出すフェロモン-3

「あ、そー言えば…」
家に帰り着替えてソファーに座った時、麻夜に感想を書いた封筒をもらった事を思い出した。浜野は立ち上がりジャケットの内ポケットに入れた封筒を取り出した。

「さてさて、どんな感想が書いてあるかな…」
再びソファーに座り封筒を開け中の紙を取り出した。封筒にしても中の紙にしても事務所にあるものではなくプライベートで使っているものだろう。それがなんとなくプライベートの麻夜と触れ合えるようで嬉しかった。

が…、書かれている内容を見て驚いた。
「え…!?マジ…?」
その内容は予想だにしなかったものであり、そして意外すぎるぐらいに意外すぎる内容であったからだ。

「感想は直接言いたいです♪0×0-3564-65××。森田麻夜」

そう書かれていた。
「これって…マジ?もしかして何かの罠??」
様々なハニートラップを想像した。だが最終的にはもし麻夜が何か自分におかしな事をしたら麻夜の勤めるイヤンもダメージを受けるし、麻夜もいい大人だ。そのぐらい分かるだろう。多分罠ではないなと思い携帯番号を登録した。

しかしいざかけようと思うと緊張してしまう。あんな美人が自分に携帯番号を教える理由とは何だろう…。いや、ただ単に感想を直接言いたいだけかもなと思った浜野はとりあえず電話をしてみる事にした。

「あ、森田です!」
明るい声に安心した。迷惑がられていない様子が分かれば安心だ。浜野の緊張がほぐれた。
「あ、浜野です。すみません、電話しちゃって…」
「いーえ、かけて欲しくて番号書いたんで。でもなかなかかかって来なかったから、もしかしたら迷惑だったかなって不安だったんです。」
「す、すみません、今日忙しくてゆっくりする時間がなくて。家に帰って来て今見たんです。」
「そうだったんですかぁ。お疲れ様です♪迷惑じゃありませんでしたか??」
「迷惑だなんて。むしろ森田さんみたいな美人から電話番号教えて貰えるなんて信じられませんでしたよ。」
「そんな言ってくれる程たいした女じゃないですョ。いただいた香水、物凄くいい匂いです。出会った中で一番かもです。この感動を手紙じゃ伝える自身なくて、でも会社でお話しするのもって思って番号書いたんです。でもやっぱり直接伝えたいから、明日の夜とか会っていただくお時間ありませんか?」
「え…!?」
まさかの展開に頭が混乱する。
「あ、やっぱり迷惑ですかね…」
「そ、そんな事ないですよ!逆に私なんかと会ってくれるんですか??」
「はい!浜野さんと会いたいんです。」
「よ、喜んで!」
「本当ですか!?ありがとうございます。じゃあ明日夜19時頃どうですか?」
「大丈夫です。じゃあ車でお迎えに行きますよ。」
「本当ですか?ありがとうございます。じゃあLINE登録しますので電話でもLINEでも気軽に連絡下さいね?」
「はい。」

電話を切ると様々な妄想を掻き立ててくれるLINE♪と言う音がスマホから聞こえたのであった。


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