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リンの未来
【調教 官能小説】

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2.娼館の主、シュゥの屋敷-1

2. 娼館の主、シュゥの屋敷

「ふむ……」
 リンを目の前にしてなにやら思案しているのは娼館の主・シュゥ。
 40代半ばと言ったところだろうか、身長は185センチほどもあるが細身で細面、目つきに少しきつい印象がある男、リンは彼の屋敷に連れて来られているのだ。
 屋敷はつい今朝ほどまで暮らしていたバラックとは別世界、無闇に豪華ではないが洗練された造作と調度に囲まれ、リンは自分がいかにもみすぼらしく思えて戸惑っていた。
「服を脱ぎなさい」
 シュゥが命令する。
 自分がこの男に売られたことは理解している、この男の言いなりになるしかないのだと諦め、リンは言われるままに服を脱いだ。
「最後の一枚もだ」
 それだけは簡単には脱げなかったが、そう命令されては従うほかはない。
「ぐるっと回って見せてくれ、ゆっくりとだ」
 リンは言われたとおりに回って見せた、刺すような視線を感じ、恥ずかしいというよりも少し怖れを感じた。
「もう一度だ……もう一度……」
 シュゥはリンを何度も回らせ、その肢体を存分に吟味した。
 母親が評判の美女だというので相場よりだいぶ高く買う事を許可したが、それだけの価値は充分にある。
 細く華奢な首に乗る小さくまとまった頭部、顔の造作はくどさがなく端正にまとまっている、この国の民は概して目は大きくて浅黒い肌によく映えるが、男女を問わずでんと据わった鼻と大きな唇を持つものが多い。
 それに引き換え、リンは鼻も唇も小ぶりですっきりとしている上、目は特にパッチリと大きくて印象的だ。
 撫で肩から続く背中も華奢だが、腰が締まっている分、未発達の尻でもメリハリを感じるし、横から見た時の背中から尻に掛けてのカーブは緩やかで美しい曲線を描いている。
 成熟した女性の脚は細くとも太腿やふくらはぎははっきりしているものだが、リンの脚は付け根から足首まで一様に細く、太腿の間から背後の壁が覗く。
 胸はほんのりと膨らみ始めたばかりと言った印象、乳首も陥没したままだが、ぷっくりと膨らんでいてその内部に成熟しつつある乳首を隠していることを伺わせる、余分な脂肪がついておらずすっきりとした下腹はそこから続く恥丘のこんもりとしたふくらみを強調しているかのようだ、そしてその 恥丘に刻まれた深いスリット、全くの無毛でラヴィアのはみ出しなど当然ない。
「こっちへ」
 手招きされるまま、リンはシュゥの前に立つとシュゥは股間に手を伸ばして来た。
「あ……」
 リンの性器は湿り気を帯びていた、裸を見られているだけで興奮を覚えた証だ。
 そのまま何度かスリットに沿って指を動かし、クリトリスをそっと刺激してやると湿り気はどんどん増して行く、感度はかなり高いようだ。
「私の膝の上へ」
「でも……」
 リンはためらったが、シュゥに目を合わされると素直に従った、威圧的な口調ではなかったが、抵抗できない力を感じ取ったのだ。
「横向きに」
 シュゥはリンを横抱きにして肩を抱いた、肌はしっとりと滑らかで、膝にすっぽり収まるその小ささが好ましく、膝に感じる体重も極めて軽い。
 右手を胸に伸ばす、見た目には僅かなふくらみに過ぎないが、そこはかとない柔かさを感じる。
「あ……」
 乳首に触れるとビクッと体を強張らせた、ここもかなり敏感なようだ。
 シュゥは右手を腹に滑らせ、更にその下へと手を伸ばした。
「ああっ……」
 指を一本膣内に滑り込ませた。
 まだこなれていない固さを感じるが、それは今の段階では当然だしむしろ好ましい。
 指はしっかりと熱い肉に包まれる、その狭さと熱さにシュゥは満足した。


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