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渡れない岸辺
【兄妹相姦 官能小説】

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3-2

 広いと言っても一戸建て住宅の浴室、湯船に二人で一緒に入るには狭いのだが今の雄介と麻衣にはそんなことは気にならない、と言うより好都合な位なのだ。
 ひとしきり向かい合って肩から湯を掛け合うと湯船に胡坐をかき麻衣を膝の上に抱き抱える。
「あん……」
 バストを後ろから揉むとすぐに可愛い喘ぎ声を出し始める、もうすっかり怒張している雄介のペニスは麻衣のヒップと雄介の腹に挟まれている、麻衣もそれは感じているはず、ヒップを微妙に揺らしてくる。
「あは……あああああん……」
 指で乳首を刺激してやると麻衣の喘ぎ声は強くなり、ヒップも大きく動き始める、由紀に鍛えられてるとは言え雄介は精力が有り余っている二十一歳の男、相手が妹だと言う背徳感も後押しして来てこのままでは果ててしまいそうだ。
 雄介は麻衣を向き直らせ膝の上に横向きに座らせて更に乳首をちょっと強めに捻り上げる。
「あああっ……」
「痛かった?」
 麻衣はそれに答えずに唇を差し出して来る、雄介が唇を重ねて舌を差し入れて行くと、麻衣は戸惑いながらも雄介の舌先をチロチロと舐め返して来る、
「……く……」
 麻衣の髪を撫でていた左手で耳を愛撫してみる、由紀もそこが弱かったのだ、並んで座っている時に息を吹きいれるとビクンとなった、一度映画館で最後列に座り、内緒話のふりで息を吹きかけ続けた時はその足でホテルだった、麻衣も耳、特に耳の穴は弱いようだ、指を軽く入れると息苦しくなったのか唇を離す、雄介は右耳にも息を吹きかけ、舌を差し入れる。
「ああああ……もう……挿れて……」
 雄介もそうしたいところだが、湯船の中で愛撫していたので愛液は流れ出てしまっている、もっとたっぷりと濡らしてやらないと痛いはず……。
 雄介は麻衣を浴槽の縁に座らせると脚を開かせ、顔を近づける。
「いや……恥ずかしい……」
「奇麗だよ、麻衣のここ、まだ蕾のようだ」
 実際、薄毛に覆われているものの、麻衣の性器はまだラヴィアのはみ出しもない奇麗な割れ目、指で少し開くと奇麗なピンク色が現れ、小さなクリトリスは雄介の舌を待っているかのよう……。
「あああああああっ…………い……いい……」
 自分の一番恥ずかしいところに近付けられた雄介の顔を押し戻すようにしていた手から力が抜けてしまう、割れ目に沿って舐め上げ、最後にクリトリスを弾くようにするとその度に麻衣の体はビクッとなり、声が漏れる。
「お兄ちゃん、濡れて来ちゃった、汚いよ……」
「…………」
 もちろんそれを汚いなどとは思わない、麻衣の反応が敏感なので雄介は一層夢中になってクリニングスを続ける。
「ああああああああああ…………逝っちゃう……」
 無意識なのだろう、麻衣は膝を引き上げいわゆるM字になってしまう、雄介はその膝を更に開かせて舌を深く入れるようにして舐め上げる。
「あああああああ……ああ…………」
 麻衣の体から力が抜けた。
 雄介は立ち上がって腰を屈め、麻衣を抱きしめてやる。
「逝ったね」
「……うん……頭の中が真っ白になってどうにかなっちゃいそうだった……」
「麻衣は感じやすいね」
「そうなの? 呆れない?」
「感じてくれなきゃ愛撫する甲斐がないだろう?」
「……うん……今度はお兄ちゃんが気持ちよくなる番……挿れて……」
「ああ」
 雄介にしても早く挿れたくて怒張しすぎたペニスが痛いくらいだ、麻衣を洗い場に立たせて浴槽の縁に掴まらせると素早くコンドームをつけて立ちバックで貫く。
「あああああああああ…………」
 ゆっくりと優しく突いているのだが、まだ二回目の麻衣はそれで充分に悶える、雄介にしてみてもまだまだきつい麻衣の蜜壷、あまり飛ばしてはあっという間に果ててしまう。
「ああああ……凄くエッチ……」
 どうやらこの体位にも興奮しているらしい、雄介は少し強めに腰を使うと、浴室なのでパンパンという音が大きく響く、その音にも麻衣は反応する。
「ああああああ……もうダメ……」
 麻衣の膝から力が抜けて行く、雄介は麻衣の腰を掴んだまま挿入したまま自分も膝をつく、身長差があるので立ったままでは腰を充分に使えなかったが、膝をついたことで腰を
充分に使える、雄介はラストスパートに入った、パンパンと言う音のテンポが上がり、麻衣が仰け反る。
「うあああああああ…………あ……あ……」
 麻衣の頭ががっくりとうな垂れ、雄介もほぼ同時に射精した。
「ああ…………」
 大きく肩で息をしている、浴槽の縁に掴まったままなので豊かなバストが垂れ下がってゆれている、雄介は腰から手を離し、バストを掌で覆うようにして麻衣の上半身を引き寄せて自分の腰の上に座らせ、頬に手を当てて振り向かせる、麻衣も体をよじって唇を差し出して来る……今度は舌を使わずに麻衣の唇をむさぼるようにキスをする。
「ん……う……ん……」
 まだペニスは麻衣に納まったまま、射精したばかりのペニスはまだ時折ピクンと動く、麻衣はそれを蜜壷で感じ取っているようで、ペニスが動く度に小さな声を漏らす。
「まだピクピクしてる……」
「凄く良かったからね」
「本当? お兄ちゃんも感じてくれた?」
「ああ、最高だよ」
「ずっとこうしていたい」
「そうも行かないんだ、しぼんできちゃうからね、コンドームが外れちゃう」
「それってダメなの?」
「妊娠したら拙いだろ?」
「……うん……」
 麻衣は渋々膝から降りた……自分であそこに触れてその指を見ている。
「まだ血が出てる?」
「少し、昨日みたいに流れるほどじゃないと思う」
「見てやろうか?」
「ダメ、凄く恥ずかしかったんだから」
「そう? じゃ、もうクリニングスは止めようか?」
「もっとダメ……恥ずかしかったけど凄く感じちゃった……」
「ははは、嘘だよ、またしてあげる」
「うん……」
 唇を押し付けて来た。


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