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渡れない岸辺
【兄妹相姦 官能小説】

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2-5

 麻衣をベッドに移すと体中にキスの雨を降らせ、掌で撫で回し、指で敏感な乳首を刺激する、麻衣は何度も首をのけ反らして小さなピークを迎えている。
(ここまで感じていれば……)
「ああああっ……」
 雄介が思ったとおり、麻衣の蜜壷は溢れんばかりに愛液を湛えている、雄介の中指は苦もなく膣に滑り込み、人差し指はクリトリスを捉える。
 体に電流が走ったように麻衣が体を縮める……雄介の指は麻衣の最も敏感な部分を捉え続け、身体の奥深くをまさぐる。
「ああああ……うううん……あああああ……あはぁ……」
 麻衣は確実に絶頂に昇り始めた、蜜壷からは愛液が溢れて流れ始めた。
(ここだ……)
 雄介は麻衣の脚を割って膝をつく。
「挿れるよ……」
「……うん……」
 ベストの瞬間を逃したくないので既にコンドームは装着済み、雄介は一こすりコンドームの完全装着を確かめるとペニスの先端をあてがい、ゆっくりと腰を入れる、すると最初に強い抵抗を感じた。
(これが処女膜か……痛いだろうがここで躊躇したら余計に……)
 雄介は心して突き進み、すっぽりとペニスを納めてしまう。
「……あ……痛っ……ああああ……」
 麻衣の目が見開かれる。
「痛い? あまり痛いようなら……」
「大丈夫……そんなには……ちゃんと入った?……」
「ああ、入った、今麻衣と俺は一つだ」
「……嬉しい……こんな瞬間が訪れるなんて……」
 麻衣の目尻からまた涙が一筋……しかしベンチでの涙とは全く違う。
「動いても大丈夫か?」
「うん……お兄ちゃんも……気持ち良く……ああああああああああ……」
 麻衣が手を差し伸べて来る……雄介はそれに応じて麻衣にかぶさり、しっかりと抱き締めながらピストンを加速して行く。
 男を初めて受け入れる麻衣の膣はまだ狭く、固い、その分ペニスに受ける刺激が強い。
「あああああああああああああ……」
 麻衣の呼吸が荒くなって行く。
「ひぃっ……」
 ひきつけるような声をあげて麻衣が仰け反った瞬間、雄介も感極まった。
「おおおお……」
「……ひっ……ひっ……ひっ……」
 麻衣は小さく声を漏らしながら激しい息をし、雄介の肩を強く掴んでいる。
 雄介はコンドームがずれていないか確認すると麻衣の呼吸が戻るまでそのままじっとしていてやることにした。
「ひっ……ひっ…………ひっ…………はぁ…………はぁ……」
 麻衣の呼吸が落ち着いてきた。
「大丈夫か?」
「……うん……」
「痛くなかったか?」
「少し……でもね……」
「でも?」
「凄く逝っちゃったみたい……頭の中が真っ白になってふっと気が遠くなって……息が苦しくて……」
「息は落ち着いてきたね」
「うん……これが逝くってことなのね……」
「そうだよ、経験を積めばもっと感じる様になると思うけど、初めてでこんなに感じる子は少ないと思うよ」
「そうなの?……お兄ちゃんが上手なんだよきっと……」
「だといいけど」
 少し怒張が緩んできたので精液を漏らすとまずい、雄介は麻衣から離れると手を差し伸べ、膝の上に抱き上げた。
「麻衣も凄く良かったよ」
「本当?」
 腕を首に絡めて来る。
「ああ、まだ狭くてきつい、ペニスに受ける刺激が半端じゃなく強いよ」
「お兄ちゃんも満足してくれたの?」
「ああ、充分に」
「嬉しい……」
 
 二人は改めてシャワーを浴び、裸のまま抱き合って眠った。
 雄介には「もう一度」という気持ちがない訳ではなかったが、麻衣には出血もあり、自重して麻衣の髪をそっと撫で続けると麻衣はうっとりとした顔のまま眠りに落ちて行った、朝早く目を覚ましたし、夏の日差しの中刺激の強い東京を一日歩き回って疲れていたのだろう……それは雄介も同じ、寝入った妹の髪をそっと撫で続けながらいつしか雄介も眠りに落ちて行った……柔らかく、張り切った体を抱きながら……。


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