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天狗の面
【熟女/人妻 官能小説】

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天狗の面-10

 父は、22時少し前に戻って来ましたが、普段と変わらない様子で、逆に私達に遅く戻った事を詫びて居ましたので、私と母はホッと安堵しました。貸し切り風呂を予約した時間になり、私達が貸し切り風呂に入って居ると、湯船に浸かっていた父は、縁に腰掛けて居る母をジィと見つめていました。

「なぁに!?変な顔で私の事ジィと見て」

「なぁ・・・ちょっと足開いてくれないか?」

「エッ!?ど、どうしたの、突然?」

 母は、父にストリップ嬢として舞台で踊って居た事が、やはりバレて居たのではとドキリとした表情をし、私も驚きながら成り行きを見守って居ると、

「いやぁ・・・実は、ちょっと暇つぶしに久々にストリップ見てさぁ・・・ちょっと興奮したのが収まらないと言うか・・・」

 父の言葉に、母はバレた訳では無いと分かりホッと安堵すると、

「もう、子供の前なのにぃ・・・ハイ」

 母はそう言うと、ゆっくり足を開き、数十分前に父も含めた観客達が見たであろうアソコをご開帳し、私もそのお零れを頂きました。父はニヤケ顔で母に近付くと、母の股間に顔を埋めました。

「アァァン!もう、秀樹が側に居るのにぃ」

 父は、母の股間に埋めていた顔を上げると、

「なぁ、今晩・・・久々に良いだろう?」

「ウン・・・私も、したいかなぁって」

 そう言うと、父はその場で立ち上がり、子供の私の目の前で母とキスを始めました。

「さ、さて、先に上がろうかなぁ?」

 私は、子供なりに気を利かせて先に貸し切り風呂を出ると、部屋へと戻りました。両親が戻って来たのは23時ちょっと過ぎで、私は端の布団に潜り込んで寝たふりをして射ると、

「秀樹、もう寝ちゃったの?」

 母の呼び掛けにも、私は寝たふりを続けると、父はもう我慢出来ないかのように、母を押し倒したようで、両親はそのままエッチを始めました。父は、久々の母の身体を味わうように愛撫して居るのか、

「アァァン、あなたぁぁ」

「ハァハァハァ・・・美奈子」

「あなたぁ!あなたぁ・・・アッ、アッ、アァァン、ンッ、ンッ、ウゥゥン、ハァァン」

 私は勃起しながら、悶々と母の喘ぎ声を聞き、母のストリップ姿を思い出すと、母の姿を見たくなり、寝返りをしたように見せかけて、母達の方に向きを変えました。常夜灯の灯りの下、父は正常位の体勢で母を突きまくり、母に小声で囁くと、母は小さく頷き、母はあの天狗ベットショーの時のように、騎乗位の態勢で激しく腰を振りだしました。

「アァァァン!アッ、アッ、ハァ、ハァ、ハァ・・・アァァァン!アッ、アッ、アッ、ウゥゥン・・・あなたぁぁ!イィィ!イィィィィィ!!」

「美奈子、美奈子ぉぉ!ウッ、ウゥゥ・・・も、もう」

「ハァァァン!アァァァァ!イィィィィ!アッ、アッ、アァァァン・・・あなたぁぁ!一緒に、一緒にぃぃぃ!!アァァン・・・イィィ、イクゥゥゥゥゥ!!」

 父が呻き、母が絶頂に達した時、私もパンツの中に精液を放出してしまいました・・・


 翌日、帰りの準備をしていると、父が天狗の面に気付いて不思議そうに母に尋ねました。

「ン!?おい、こんなお面何時買ったんだ?」

「昨日、お父さんが先にどっか行っちゃった後、お土産物屋で見つけて・・・ね、秀樹?」

「ウン」

 母が話を合わせてと合図して居るように感じた私は、母の言葉に頷きました。父はマジマジ天狗の面を見ていると、

「そうか・・・何かこの天狗の面、鼻の所がやけにテカテカしているような?」

 父が首を傾げながら呟くと、母は一瞬ドキリとした表情を見せました。

「き、気のせいよ、な、何かこの天狗のお面、魔除けにでもなりそうだし、寝室にでも飾りましょう」

「そうだな、寂れた温泉土産には相応しいかもな」

 父は苦笑し、母も上手く誤魔化せた事でホッと安堵しました。旅館からの帰り道、ストリップ劇場の前を通ると、先を歩く父はチラッと見てそのまま歩きましたが、私と母は名残惜しそうに足を緩めて見ていると、二階の窓から支配人と小夜子嬢が、私達に手を振って見送ってくれて、私と母は笑みを浮かべながら手を振り返しました。

 その時の天狗の面が、今でも両親の寝室に飾られています。この天狗の面を見る度に、私は今でもハッキリと、あの時ストリップ嬢として舞台に立った母の記憶を思い出します・・・

                   完


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