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Queen Celes
【二次創作 官能小説】

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Requiem〜後編〜-4

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───2度目のまどろみから目覚めた後、セリスはベットからそのままシャワー室に直行し、頭から熱い湯を浴びて漸く眠気を一掃する。
熱いシャワーを浴びることで、身体のあちこちにはっきりと感じられるようになった”昨晩と今朝“の情交の痕跡。



(・・・・・・)




廊下の方からは淹れ立てのコーヒー、そしてパンの焼ける臭いが微かに漂ってくる。



全身に気怠さを感じながらも、
セリスは替えの下着や衣類を身に付け、
軽く化粧直しまで終えて部屋を出た。

昨日この船にやってきた時と同じ黄色のパンツルックという装いである。










────談話室に入ると、ちょうどセッツァーが椅子に座り部屋の中央にある円卓の前での前で食事を取り始めたところだった。

昨日とはうってかわって、水色のTシャツに作業用と思われるズボン。
そして長い銀髪を頭の後ろでひと括りにした軽装。




セリスがやってきたのを見てとるや、彼は立ち上がり空いている片方の椅子を後ろに引いてセリスが座れるように準備する。
机上には既にセリス用の湯気のたつコーヒー、トーストにハムエッグが用意されていた。




「おはよう、と言うには少し遅いかもしれないが・・・おはよう、セリス。今日もいい日になりそうだな」



「おはよう、本当にそうね・・・もっともそれは、誰かさんのおかげなんだけど」



「まぁまぁ、それは言わないでくれ・・・・さあ、座って。腹もすいただろう」



「ええ」





「まだ昨晩、あと・・・今朝の疲れが残っている筈だからな。腹が減ってはなんとやらだ」



その言葉でつい昨晩のことを思い出し、セリスの頬がほんのりと赤く染まる。



ただそこまで言われて抗う理由もなく、彼の言葉に従い椅子に座った。




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