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女王と俺の奇妙な日々
【ファンタジー 官能小説】

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思いはそれぞれに-3

風呂の後、女王が恥ずかしがって一人で寝ると言ったので、俺はネリヤに去勢係のことを尋ねてみた。
去勢係は二名が配置されている。現在は、女王の意向により、誰も充てがわれていないそうだが、前任、つまり女王の母親分ともう一名分との、後任の当ては有るのだという。
女王の母親もそうだったが、去勢係は大抵ひどい婦人病をいくつも併発し、長生きしたことがない。精神を病むこともあるという。
また、気を付けなくてはならないのが、去勢係が男に好意を持ってしまうことだそうだ。女王の母親は、去勢前の男数人と交わり、女王を生んだ。だから父親は不明である。もう一人は、恋に落ちて、男を何年も自宅に匿っただけでなく、その男とのあいだに二人の子を為した。
後者は重大な危険を孕む行為として、厳罰の対象とされたが、ちょうど妊娠していたため、執行猶予になった。しかし、出産時に死亡した。男は発覚してすぐ去勢され、鉱山へ捨てられた。
女王の母親が死んだのは、もう一人の去勢係の死とほぼ同時期だったそうだ。
「Mi interesiĝas pri la personoj kiuj estis fariĝantaj kiel sekvontaj kastristoj. 」
(次に任命された去勢係というのに興味があるんだけど。)
「Unu jam vi konas. Numerkamila. 」
(一人はご存知でしょう。ヌメルカミラ。)
「Ĉu vere?! 」
(ほんとですか?)
「Kaj ankaŭ la alia studas ĉe sinjorino Teraĥ. Ĉar ili ne plu havas laboron. 」
(もう一人もテラハ女史のところで学んでます。去勢の仕事がもう無いんだから。)
そのとき、女王の声が聞こえた。
「Juuĝi, al mi jukas tre multe! Venu kaj vidu, mi petas! 」
(由自、痒くてたまらない! 来て見てくれないか。)
俺はネリヤに礼を述べ、女王のもとに向かった。


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