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Queen Celes
【二次創作 官能小説】

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Requiem〜前編〜-2

島島島島島島島島島島島島島島島島



────フィガロ城



────国王エドガーの寝室



「ちょっ・・・エドガーっっ・・・・ダメッ」



「セリス・・・・・」



「こ、こんな昼間か・・・らっ・・・」



「最近ご無沙汰なんだから・・・・いいだろ?」



「やめっ・・・・んもぅ!!!」




ベットから寝巻き姿で上体を起こした夫に背後から抱きすくめられ、
ドレス姿のセリスは密着してくる夫の身体と胸元に回ってきた両手に抗うように上体をくねらせる。


だがエドガーの両腕は妻の抗いなどに動じることなく掌を広げた状態で、
ドレス越しにセリスの乳房に指を食い込ませようとしていた。



―――5日前、エドガーは不覚にもフィガロ城の外壁の階段で足を滑らせ転げ落ちるという事故に遭遇した。

その結果、左足を骨折して全治2ヶ月、そのままベッドに釘付けということになったのである。

動けない彼に代わって日々の公務は大臣達或いは王妃セリスが役割分担していたので問題はなかったのだが。




だが骨折してベットを動けないとはいえ、それ以外は異状の見当たらないエドガーからすれば、
国務の代行を果たしつつ自分を甲斐甲斐しく世話してくれる愛しい妻を求める欲望ももて余してしまっていたのだ。

そんなエドガーから見て、青色の生地で編まれたロングドレス姿のセリスというのは無意識にも手を伸ばしてしまう対象に他ならない。



セリス自身夫以外の男性と関係など持つ暇すら最近は持つこともできない中、夫エドガーが負傷して夫婦の営みもご無沙汰であるため心中欲求不満気味なのは事実だった。

だが時と場所を選ばないような夫の絡みには、流石のセリスも声を荒げざるを得ないのだった。


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