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反転
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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肛門の絶頂-2

カメラのアングルはハジメ君の視線なのでより臨場感があった。フェザータッチで腰から尻、太股をなぞるときの細やかな指遣いがよくわかる。
こんな動きをしていたのか……。
目で見て分かっても到底真似できそうにない絶妙な動きだ。そして更によくわかるのは、妻の体に浮かび上がる鳥肌、そして、微細にヒクヒクと引きつるように動く筋肉だった。無言ではあるが妻は10分もしないうちに感じており、声を堪えていた。
『いかがでしょうか杏奈様、僕のフェザータッチは…』
『……んっ…んん…いつも通り…』
咳払いのようにごまかしてはいるが、確実に潤んだ声が漏れたものだった。
『いつも通りですか…ありがとうございます。』
無意識に開いていく太股の内側に手を滑り込ませながらハジメ君は答えた。手を滑り込ませた瞬間、妻の体はビクンと緊張し、ハジメ君の指から逃げるように腰を浮かせた。だがそうすることで浮いたところに指は潜り込み、パンティーラインを、腸骨を、臍を、下へ奥へと責め進んだ。
『…ん…ふ…ぅ……んん……………はぁ………』
溜め息が徐々に湿った声となり、腰が前へ後ろへ、上へ下へと揺れ、時には痙攣するようになった。それはつまり妻のワレメと肛門がハジメ君の眼前で揺れているということであり、画面は妻の二穴のアップが映し出されているのだ。妻の腰の動きは絶倫青年を挑発しており、妻の吐息に混じってハジメ君の荒い息遣いも動画に収められていた。画面は妻のアナルに近付いていき…
『ひっ…んもう!舐めるなら一言言いなさいよ…んん…返事は?もう…………ぅんん…』
ちゅ…くちゅ……ちゅ……くちゅ…………くちゅ……
分かりやすく音を立てて舌で愛撫をしている。妻のヒク付きが頻繁に見られるようになった。だが変化はそれだけではない。妻の背筋が照明に照らされ光を帯び始めた。汗ばんでいるのだ。当然妻の変化にハジメ君も気付いているわけで、彼は舌をアナルから離した。
『中までボディーソープの香りがしました』
『舐められるのに臭かったら嫌だから…そろそろ指入れるの?そこのローション使っていいから…』
ハジメ君は言われた通り妻の商売道具からローションを取り出し、指に垂らすとゆっくりなぞった。
『入れます…』
『うん……んっ…』
『痛くないですか?大丈夫ですか?』
『はぁ……大丈夫…指が太いから…びっくりしたの』
私も驚いたが、ハジメ君は最初から指を2本入れたのだ。
『2本入ってるからですよ、触って見てください』
『えっうそ………本当だ…痛くなかった…あなた、私より巧くなってるじゃない…』
『いいえ、まだまだですよ。あ、そのまま両手でお尻を開いて下さい。自分から求めてるみたいで卑猥ですよ』
バカじゃない、そう言いながらハジメ君の言いなりになり、両手で尻肉を開いて見せた。
ハジメ君はゆっくり指を出し入れした。それに合わせるように妻の腰も厭らしくうねりを見せた。
『15分経ちましたね。一旦抜きますよ…痛くなかったですか?』
指を引き抜くと、妻は無言で頷いた。
『ちょっと態勢がきつかったでしょ。仰向けになって頂けますか?』
おとなしく言いなりになる妻の腰の下に枕を敷き、膝を抱えさせた。
『杏奈様、僕と目が合うと恥ずかしいでしょうから目を閉じて下さい』
妻が目を閉じて恥じらうように顔を横に向けると、ハジメ君はローションを両手に垂らして手を合わせると、人差し指と中指だけを立てた。子供が悪戯でやる、いわゆる『カンチョー』を象ると、ゆっくりと肛門に押し当て、指がゆっくりと飲み込まれていった。
『んっ…んんっ…………なに…お尻苦しい…え、ちょっと…嘘でしょ…えぇ…うぅ…』
眉間にシワを寄せて苦しそうだった妻が違和感に目を開いたのは、指が第2関節まで入った頃だった。両手の人差し指と中指、合計4本の指が挿入されているのだ。苦しくて当然だ。
『根元まで入りましたよ、杏奈様頑張りましたね。痛くないですか?』
吐息を漏らしながら首を横に振った。苦しそうではあるが嫌悪感はなく、ハジメ君に対しての信頼感が伺えた。
『感想を聞かせて頂けますか?』
4本の指を出し入れしながらハジメ君が訊ねた。
『はぁ…うっ………苦しいけど……無理矢理押し拡げられてる感覚が堪らない……気持ちいい…』
妻が肛門責めで堕ちていく。
『お褒めの言葉ありがとうございます、杏奈様。ですが…何かひとつ物足りないとすれば…何が挙げられますか?』
ハジメ君の指は止まらない。妻は必死に声を堪えながらも再び目を閉じ、横を向いた。
『無理矢理押し拡げられてる感じ、そう仰いましたが。物足りないとすればそれは…犯されている感じではないですか?』
妻は薄目を開けてちらりとハジメ君を見たが、再び目を閉じた。
『でも「それ」はダメだから…んっ…ね…』
『指では届かない深いところまで責められると満たされるのでは?』
『だからそれは…はぁぁ…』
ハジメ君は指を引き抜くと、天井を向いている巨根を妻のお腹に押し当てた。その先端は妻の臍を隠すほどだ。
『ここまで入るんですよ』
『本番はダメって知ってるでしょ?』
『アナルセックスじゃないです。指では届かない深いところまで責めるだけです』
『そんな言い訳…』
『………』
『………』
二人は無言で見つめ合った。
『君に合うサイズの…』
『ゴムでしょ?あります』
『……絶っっ対に言っちゃ駄目よ』
『勿論ですよ』
ハジメ君は自分の財布からゴムを取り出し、装着した。


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