メリッサ-16
「貴方は多分死ぬ時もふざけている人ですね」
「死ぬ時にふざけてなんかいられるか。あーあ、この傷どうしてくれる」
「私を馬鹿にするとこうなります」
「馬鹿にしてないって言うのに、全くもう」
「さあ、これから貴方の大好きなセックスです」
「それでは私は優しいセックスを希望します」
「分かりました。優しいセックスですね」
「それは乱暴なセックスでしょう」
「黙っていれば優しくして上げます」
「ふん。アマゾネスめ」
「何ですか？」
「いや、独り言」
「首を曲げなさい」
「こう？」
「横じゃなくて縦に」
「こう？」
「そう。ほら、こうすればセックスしながら私のおっぱいを吸えるでしょう？」
「グヒヒ」
「痛い。そんなに吸い付いたら痛いです」
「グヘッ、体重をかけたら潰れる」
「強く吸ったら駄目です」
「へいへい」
「優しく舐めたり吸ったりしてごらんなさい」
「ウムム」
「乳首をそうっと優しく噛んでもいいです」
「ムフフ」
「痛い。優しく、柔らかく」
「ムガムガ」
「そうそう。それから時々吸って」
「チュウチュウ」
「上手上手」
「ねえ」
「何ですか？」
「偶には僕が上になりたい」
「私は上の方が好きです」
「私も上の方が好きです」
「貴方が上になると私は感じません」
「貴方が上になると私はつぶれそうです」
「他の女とやる時に上になりなさい」
「ケチ」
「ケチ？ こういう時にもケチと言うのですか？」
「セックスしながら日本語の授業なんかやってられるか」
「それじゃ後で聞きましょう。ほら、おっぱいを吸いなさい」
「言われなくても吸うよ。おっぱいは５度の飯より好きなんだ」
「うーん。段々上手になりましたね」
「ムグ、ムガガ」
「アッ」
「ムゲー」
「アアー」
和彦は下から激しく突き上げ、なおかつ首を曲げてメリッサのおっぱいを吸い続けた。メリッサの声が次第に大きくなり、和彦の頭を抱えた両腕にいつの間にか強い力を入れていた為に和彦の顔はメリッサの大きなおっぱいに埋まり、息が出来なくなった。和彦は口を放してなんとか横から息を吸おうとするのだが、口一杯に頬ばった偉大な肉の塊は押しつけられているので口から出て行きようがない。そればかりかはみ出した乳房が和彦の顔半分を塞いでいる。和彦は両手の指で鼻を塞いでいる乳房をかき分け、漸く少し気道を確保して粗い息をついた。鼻の穴を精一杯広げて一生懸命息をしていると上に乗ったメリッサの体が激しく痙攣し始めてウォーという声と共に仰け反った。その勢いで口に入っていた乳房はスポッと抜け、和彦が『ああ、死なずに済んだ』とホッとした瞬間、仰け反っていたメリッサの体が和彦の上にドサッと落ちてきた。和彦は射精しながら気絶してしまった。気が付くとメリッサが和彦の顔にキスしていた。鼻と言わず口と言わず眼と言わず、そこらじゅうにキスしている。和彦の顔はメリッサの唾液でベタベタだった。