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女王と俺の奇妙な日々
【ファンタジー 官能小説】

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サルヴァッツァ-2

「De kie vi venis? 」
(どこからお前は来たんだ?)
俺の隣で裸のままくたりと横になっていたサルヴァッツァが小声で尋ねた。ルルッタラもピツリフラも、帰っていなくなっていた。サルヴァッツァの体の様子から、もはや安全だと判断したためだった。
「Ŝajnas al mi ke vi ne apartenas al la vira lando. 」
(お前は男の国の人間ではなさそうだな。)
「Ne. 」
(ああ。)
「Vi tute ne konas nian tradicion. Tio estas ofte malhelpema por ni. Ĉu vi konscias? 」
(お前はここの伝統をまるで知らない。それが迷惑なのをお前は意識していたか。)
「Ĉu mi devus eliri el tiu lando? 」
(出て行ったほうがいいと?)
「Ne. Ĉiukaze ni bezonas infanojn kaj por tio ni nepre bezonas ankaŭ vin. Tamen 」
(いや。我々には子供が必要で、つまりお前はどうしても手放せない。だがな)
一度、言葉を止めて
「La reĝino tro amas vin kaj ŝi intencas rompi ĉiujn regulojn per la forto de via vireco. Ne nur Luruttara sed ankaŭ malgrandaj batalantoj jam fariĝis frenezaj pro vi. Iun tagon ni venkiĝos de la vira lando. 」
(女王はお前のことが気に入りすぎて、ついにはお前の男性性を使い、国の規律をすっかりだめにしようとしている。ルルッタラだけでなく、少年部の者までお前のせいで狂ってきた。いつか我々は男の国に負かされるだろう。)
次第にサルヴァッツァは怒気を含んだ声色に変わってきたのだが、まだ濡れている女の穴に指を差し込むと、頭をのけぞらせて静かになった。しばらく動かしてやったら、快感に乳房を握りしめて、勢いよく失禁した。
「Ni devas havi prefere novan reĝinon kiu denove donos al popoloj la ordon. Kaj vi, foriru kune kun Turmalipla de nia lando.」
(国民に再び秩序をもたらしてくれる新女王が欲しいくらいだ。やはりお前はトゥルマリプラとこの国を出ていけ。)
サルヴァッツァがまた女王を呼び捨てにするのを俺は聞きながら、指を止めないでいた。途切れ途切れに漏らし続けるサルヴァッツァの体は震え始めて
「Iru al la ruino de ekspluatejo en monto. Tie estas unu viro kaj vizitu lin. 」
(山の石切り場跡へ行ってみろ。そこに男がいる。訪ねるといい。)
三本入れた指がきつく締め上げられた。
「Kia persono li estas? 」
(どんな人間なんだ?)
「Tre saĝa, maljuna pastro. 」
(何でも知っているような、年老いた司祭だ。)
手足を投げ出してしまったサルヴァッツァの肌が桃色に上気していた。


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