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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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現実の世界では-4

「サ、サイテー!星司さんたら、こんなことしてたのお!」

呆れ返った優子は冷たい視線を星司に向けた。しかし、優子の心の中は2人の女の爆笑に包まれていた。その楽しげな笑い声が星司の心に響いた。

−イヒヒヒ、あんな真面目そうな顔してるのにぃ−

−きゃはは、ホントは凄くむっつりスケベなんだよ−

(悠子め…)

苦々しくあったが、もう開き直るしかなかった。星司は肉棒を遠慮がちに掴む指先を通して、陽子の心に問題の記憶を送り込んだ。

「えっ?」

突然送り込まれた記憶に陽子は驚き、自然と指先に力が入った。

「イテテ…」

「せ、星司!これって本当なの?」

恐る恐る聞いた。

「あ、ああ、恥ずかしながら本当だ」

陽子の顔がパアッと輝き、目から涙がポロポロと溢れてきた。

「嬉しい…」

ポツリと洩らした陽子は、恥ずかしさと嬉しさではにかみながら星司の肉棒を口に含んだ。

ちゅぼ…

(熱い…)

優子や由香里の淫部を通じて覚えていた味が、幾度も想像していた塊の熱さが、陽子の口の中に広がった。

咥えながら見上げればシャイな弟は照れて上を向いていた。クスリと笑った陽子はもう遠慮はしなかった。

今までの思いを取り戻すように、頭を激しく上下させながら、自身の卑猥な割れ目を擦り始めた。

「んぐ…んぐ…んぐ…」

−どうして隠してたのよ−

星司の肉棒を口から離した陽子は、それを扱きつつ、徐々に舌先を身体の上に移動させながら聞いた。

−仕方ないだろ。じいさんとオヤジが絶対に過ちを犯すなって毎日釘を刺してくるんだからな−

「はあ、はあ、はあ」

心で会話を交わしながら、引き締まったへそを舐め、逞しい脇腹を愛撫しつつ、陽子は興奮の荒い吐息を洩らした。

−でも、あんなにあたしを避けなくてもよかったでしょ−

陽子が抗議のように、星司の乳首を軽く噛んだ。

「くうっ…」

−オ、オレが少しでもそんな素振りを見せてみろ。オレは隠せても舞い上がった陽子はだだ漏れになるんだから避けるしかないだろ。−

−ごめんね、だだ漏れで!でも嬉しい。あたしのパンツでオナニーしてくれてたんだ−

星司が悠子と付き合い始める直前までのことだった。それを手にした星司は、陽子の自慰行為を透視しながら自身でも励んでいた。これを繰り返すことによって、意識をブロックする技を覚え、延いては能力の向上にもつながったのだった。

−それを言ぅ…−

ニヤリとした陽子の唇が、星司の心の中の言い訳をも封じるように、星司の口を封じた。星司はそれに応えて舌を差し込み、陽子の舌に絡めた。

ぺちょぺちょと唾液を絡ませながら、陽子は星司の肉棒を握り直すと、横たわる星司に股がった。逸る心を抑えて握る熱い塊の角度を調整し、少し尻を下ろした。

ぴと…

僅かに触れ合う男女の性。陽子は握った熱い塊をスロットルのように前後に軽く動かし、自身の割れ目にゆっくりと馴染ませながら、それが与える甘美な快感を味わった。

「はあぁ」

さらに下ろされる尻。

ずにゅ…

陽子の濡れた淫口が、唾液と先走り液で濡れる亀頭の先を受け淹れた。

「あっ…」

甘い吐息を洩らした陽子は、さらに甘美な刺激を求めてゆっくりと腰を下ろしていった。じゅぶじゅぶと淫口に溜まった愛液が亀頭に圧されて卑猥な水音を立てた。

「あああ」

喜びの涙を流した陽子の口から、悦びの喘ぎが溢れた。一旦膣の奥深くまでそれを感じた陽子は、それまでの動きと変えて、性急に腰を振り始めた。 


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