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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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現実の世界では-2

「ううっ、悠子お〜!」

感極まった陽子は優子ごと悠子に抱きついた。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

優子達が星司を襲う悪意の念を断ち切った時、各務家でも月司達の崩壊が食い止められていた。

「あの子が守ってくれたのね」

何故か真理子は願いが通じたことを覚り、心から優子に感謝した。しかし、騒動の最中に失念していたことを思い出して青くなった。

「あたし、取り返しのつかないお願いをしてたんじゃ…」

真理子が思い出したのは、伝承の悲しい結末のことだった。真理子は慌てて優子の無事を願った。

「その娘は、優子さんは大丈夫だ。命を落とすことはなかったから安心していい」

苦痛から解放された月司が、心配する真理子に優子の無事を伝えた。

「それに優子さんはかけがえのない人を連れて帰ってきてくれた。優子さんのお陰で、オレは軽んじてしまった彼女に詫びることができる」

月司は、今回悠子が演じた役割の重大さと、悠子の強さを思い知らされた。そして、いくら弱く見えても愛する男のために、女は強くなることも教えられたのだ。

初めから星司と悠子との交際を認めていれば、悠子が命を落とさずに済んだことを考えると、月司は悔やまれて仕方がなかった。そんな月司に突然思念が届いた。

−いいえ、これでよかったんです。あたしだけだったら、お夕さんの時みたいに封印止まりで、どちらにしても命がなかったはずです。それに優子ちゃんが関わらなければ、こうして帰ってもこれなかったと思います−

「悠子さん…」

月司は頭を下げた。そんな月司の負い目を見越して悠子は続けた。

−で、お願いなんですが、今からすることは目をつぶって欲しいんですけど…−

ある方向性に限ってだが、悠子は月司にも読ませなかった本性を隠し続けていた。

(全く見抜けなかった)

見た目の雰囲気からも騙されていたが、その悠子の秘めたる強さに月司は改めて舌を巻き、苦笑いを浮かべて同意するしかなかった。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

「さっ、話は付いたから始めるとするか」

悠子はつぶやくと、優子の女体を借りたまま星司の腰の上から尻を上げた。

ぬぽっ…

淫口から肉棒が抜かれ、中出しされた大量の精液がポタポタと星司の腹に落ち、優子の白い太ももにも伝い汚した。悠子は股間を押さえながら周囲を見回し、その女に視線を止めた。

「えーと、寛子さんですね。はじめまして。さっきまであの世にいた方の悠子です」

「は、はいっ!」

突然声を掛けられた寛子は、慌てて返事をした。

「優子ちゃんと区別するため、これからは【出戻り悠子】と呼んでくださいね」

「えっ、で、出戻り悠子?よ、陽子さん、いいの?」

「えっ、ええ。悠子がいいなら」

とても生真面目で可憐な娘だと聞いていた。しかし、その軽い言い方に戸惑った寛子は、悠子の親友に確認を求めたが、その陽子も頷くしかなかった。

「で、寛子さんにお願いなんですけど、いつものように、あたしの…、その優子ちゃんのをお掃除してくれます?ほら、おまんこを」

悠子は流れ出す精液を止めるために、手で押さえている股間に視線を下げて示した。

「い、いいですけど」

ゲストの女同士、それはいつものことなので、戸惑いはあるが寛子が拒絶することもなかった。

悠子は寛子の前の座席に腰を下ろして足を広げた。寛子は悠子の様子を伺いつつ、目の前の割れ目に舌を這わせた。

「あん、女同士ってこんな感じなのね。き、気持ちいい…。て、感じてる場合じゃなかった。次は陽子ちゃんの番よ」

「な、何よ」

優子の姿で悠子が話す言葉を聞くのには、まだまだ戸惑いがあった。それ以上に、控え目だった親友の変貌した明るさが、さらに陽子を戸惑わせた。

「そんなに構えないでよ。これからは優子ちゃんに倣ってもっとおおらかに行こうと思っただけよ」

陽子の心を読んだ悠子が変貌の理由を説明した。

「で、陽子ちゃんは星司くんのを綺麗にしてあげて。えーと、なんだっけ。そうそうお掃除フェラよ」

悠子はニヤリと卑猥な笑みを浮かべた。 


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