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女王と俺の奇妙な日々
【ファンタジー 官能小説】

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衰弱-1

ピツリフラは案外、毛深い女だった。真っ白い肌に、焦げ茶色の腋毛と陰毛が野生的な長さで生えていた。確かに眉毛は濃かったが、小柄な体から、体の作りも丁度少女のようなものだろうと思い込んで、俺は無毛を想像していた。
背が低いというより、女王に似て、体の各部そのものが小さく、均整が取れていた。だから、バランスに比して言うなら、胸も充分な大きさがあった。
逆三角形の背中と細い腰は、後ろから見ると少年にしか見えない。腹筋も隆々とし、腿はフットボール形に中ほどで盛り上がっていた。
小柄な分、人一倍鍛えているのに違いない。
今、その筋肉質の下半身を目の前にして、奇妙な感覚に俺は捉えられていた。立て膝を開いたそこにあるべきものが無い。毛深く赤い溝が代わりに通って、間から長い舌のようなものが出ている。去勢された男とはこんな感じだろうか。しかし、見方によっては、男女に分かれない人間の原型があるなら、この子のようなのではないかとも想像されるのだった。無論、胸と溝は余計である。
「Sinjoro, mi nepre volas montri la korpon al vi. Komparu la mian al tiu de Luruttara. Mi certe kontentigos vin! 」
(ミスター、あたしは絶対に体を見てもらいたいの。ルルッタラのと比べて。きっと満足してもらえると思う。)
そう言われてピツリフラの家に来たのだった。
自分から裸になったピツリフラの、凝縮したような女そのものの体臭と、強烈な腋臭が俺の全注意を引き付けた。濃い毛の生えた所から、そのにおいは、なお濃く立ち昇ってくる。しかし小綺麗な顔立ちが、そのにおいを魅力に変えていた。体臭という添え物のような言葉を使って表すより、むしろ巨大な花の前にいると言ったほうがふさわしいくらいだ。
俺はピツリフラを四つ這いにさせ、一番におう所の、においの元を晒してみた。
大きな陰核がもう膨らんで、毛のあいだから桃色の頭を出していた。絡まって張り付いていた小陰唇は伸ばすと羽のように長い。内側は凹凸が目立ち、小便の出る穴の周りがひときわ高くなっていた。その両側の窪んだ小穴から透明な液が流れてくる。女の穴は閉じていて、その赤い肉色が、黒っぽい尻の穴に向かうにつれ暗く色づいていた。
ピツリフラは見られながら興奮を抑えられないふうだった。自分でそこを触り始めた。
「Ekde kiam mi vidis vin koiti, kaj la virinojn kun ekstazo, mi eklernis, ke ankaŭ tiu organo havas valoron. 」
(セックスする女たちがエクスタシーを感じてるのを見てから、こんな部分にも価値があると思うようになったの。)
指は速さを増し、声は上ずって、ピツリフラは上下に腰を振り始めた。生まれて初めて女の自慰を俺は目にしていた。
「Ĉu vi ne ŝatas tian virinon, kiu volonte tuŝas ŝian plej fetoran parton? 」
(自分の一番臭いところを触るのが好きな女はいや?)
何も答えず、代わってそこを擦ってやったら、ほんの数十秒しないうちに
「Aaaa, plue! Mi venas, mi venas venas! 」
(あああ、もっと! いく、いくいく!)
ピツリフラは頭を仰け反らせ、尻を突き上げた。それまで閉じていた女の穴が割れて、裂けたような肉が、複雑に盛り上がり、中から飛び出してきたので俺は驚いた。肛門と一緒にぱくぱくと開閉するそれは、まるでヒトデか何かを俺に思わせた。
そこの動きの止まらないうちに、俺は力一杯突き入れてみた。
「うっ」
入れた途端に俺は射精していた。奥に届くまでに襲ってきた刺すほどの快感で、腹わたが収縮した感覚だった。それでも俺は形よく張った胸を握りしめ、腰を動かした。
「Oooouuuĥ! 」
(おおおうっ!)
ピツリフラは目を見開いてこちらを向いた。
「Vi trapikis min! Pli profunde! Mortigu virinaĉon! 」
(突き抜かれた! もっと深く! 女なんか殺しちゃって!)
そう叫ぶピツリフラはすっかり快感に溺れていたが、しかし実際には、だらしないほど俺が搾り出されていた。下半身に力が入らなくなった俺は指に替えて入れ直し、掻き回してみた。硬めの細かな襞肉が絡んで指に吸い付き、動かす度に粘りついた。
「Mi mortos! 」
(死ぬっ!)
ばたりとピツリフラが身を倒した。先程から続いている恍惚感が女の限界以上に延長したらしい。ピツリフラの体は痙攣して、白目を剥いてしまった。顔が醜く引き攣り、唇の横から白い泡が吹いていた。断続的に小便が勢いよく吹き出した。
俺は、この若い娘が死ぬのではないかと不安で、気持ちも冷めてしまったが、女の開け広げた命の様に、神聖な感情さえ生まれていた。
部屋を片付けてから、気絶したままのピツリフラを洗ってベッドに寝かせてやり、俺は帰途に着いた。


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