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俺は他人棒
【熟女/人妻 官能小説】

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谷山葵(37)&谷山萌(18)-5

 葵に眼元がそっくりで、すぐ娘と分かった。
 ボブヘアの葵が髪を伸ばしたらこんな印象になるのだろう、十八歳の谷山萌は胸のあたりまであるロングだった。毛先が乗っかるバストの膨らみは、母親より豊満だ。
 病欠者の代わりで昼一時まで定食屋のバイトをして帰った俺を、待ち受けるように萌は訪問した。
「うちのママとヤッたでしょ」
 開口一番がそれだった。
「ギシギシ凄い音してたし、ママの態度も不自然だったから、すぐ分かった」
 上り込み、室内をじろじろと見回す萌だ。
「割と綺麗にしてんだ。ただのヤリ部屋かと思ってたら」
「れっきとした生活空間だぞ。ベッドしかないとでも思ったか?」
 顔を合わせた瞬間から、萌は既にむんむんと発情フェロモンを発していた。
「何の用だ」
 聞くのも野暮か。質問に対する答えのつもりなのか、萌はダイニングキッチン兼リビングのソファにどかっと腰を下ろした。フレアスカートから若々しい張りのある生脚が覗いた。
「大学のサークルがねぇ」
 舌が短い訳ではないようたが、かったるい喋り方をする小娘だ。母親の葵も、感じているときは鼻にかかった甘い声を出したが、萌は常時アクメ一歩手前みたいないやらしい声で話す。
「いわゆるヤリサーってやつだったんだよね。もう男女十人くらい、エロいことしか頭にない感じで」
「ほお?」
 葵を抱いた件に関してゴチャゴチャ言われるかと思いきや、話の内容はあさっての方向にぶっ飛んでいた。しかも、なかなか面白そうな話である。
 俺は冷蔵庫にあったミネラルウォーターをコップに注いで、萌に差し出した。
「こういう水とかにも、媚薬っての? 怪しい薬とか平気で入れて、エロい方向に持ち込もうとするサークルなんだよね」
「そういう薬は持ち合わせてないから安心してくれる?」
「例えで言っただけよ。ありがと。意外と優しいんだ」
「優しいかどうかも分からない男の家に上がり込んだのは、どういう目的だ?」
「まあ、続きを聞いてよ。そういう変態サークルと知らずに入っちゃって、最初は強引にヤラれちゃったんだけど、あたしも根が変態だったみたいね。すっかりビッチになっちゃったの。で、日頃聞かされてるあんたの部屋からのやらしい声……」
「ああ、それ聞いてムラムラしたとか?」
「そんな純情でもないわよ。けど、うちのサークルの男どもと比べて、すっごくエッチ上手そうだなって。あそこまで女に絶叫させるテク持った奴なんか見たことないから……」
「俺の味見してみたくなったんだ」
「まっ、そういうこと。思ってはいたんだけど、当たってみるきっかけとか、ないじゃない? そう思ってる間にママがヤラれちゃった」
「葵さんすっげえ乱れまくってたよ。ご無沙汰だったみたいだもんな」
「あんたのテクも相当だったんでしょ」
 俺の全身舐め回すような視線を這わせる萌だった。
 はっきり言って、二十歳前の小娘なんてのは俺の趣味からすると喰い応えがない。だがビッチを自称する萌の身体は、その言葉に偽りなく確かによく拓かれていそうであり、また母の葵に似た面影が高ポイントで股間に訴えてくる。
 現在の葵を味わった後で、タイムスリップでもして若い頃の葵を楽しむような贅沢プレイが出来るのかと思うと、否応なく燃えた。


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