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「悪魔の少年」
【ショタ 官能小説】

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K女教師美緒-5

大きな声で「先生。ペニスの写真忘れてなかったですか。」って聞くもんだから大急ぎで部屋に入れてしまったわけです。
近所の人に聞かれる恐怖に思考力を削がれてしまった結果です。
ついすっぴんにバスローブ1枚の姿で接してしまったのです。
それに「そこで待ってて。」と言ったつもりなのに彼は「上がって待ってて。」と勘違いしたらしい。
人が来ることは想定していなかったのでバスローブの下は全裸だ。
これが他の生徒ならどうという事は無いのだが毎日行為を妄想している相手だ。恐怖感に包まれた。
バスルームの消灯とドライヤーの音を確認して実行したのだ。寸分の誤りもなかった筈だ。
意識的に置いて帰った写真も効力を発揮し僕との性交を夢想したのも間違いない。
いま彼女は絶対に僕に接近しないし必ず間にテーブルを挟んで対峙しているのは明らかだ。
計算違いは彼女の身持ちの堅さと貞操観念の強さだ。今日の決行をあきらめ次の作戦に進む事にした。
翌日放課後、朴くんと一緒に彼の自宅へ向かった。手には入手困難な最新のゲームソフトが握られている。
面白くて夜まで遊んだ。お父さんが帰ってきて夕食をすすめてくれた。
食後もゲームをしたいがために朴くんもうなずいている。
食事中お父さんに「彼、数学の教師にチョンだって言われたんです。クラスで一人だけ問題を解けなかったので先生から
叱られても仕方ない状況だったけど、僕は酷い事言うなと思って聞いていました。」
お父さんは息子にも確認します。「うん。確かに言われたけど先生はその後、僕が理解するまで完璧に教えてくれたよ。」
「それでその先生は誰なんだ。」健一は内心ほくそ笑みながら「数学の河合美穂先生です。」と答えメモして渡した。


女教師河合美穂は校長から呼ばれ校長室へと向かっていた。
この学校に転勤してきて2年、移動の話ではなかろう。
少し早いがもしかして教務主任を拝命するのではないだろうか。ドキドキしながら校長室をノックした。
「実は市の教育委員会から呼び出しを受けたのだがなんか身に覚えはありますか。」
「いえ、まったくございません。なんだか心配ですわ。」
「昇級や懲罰の話なら僕に連絡がある筈なんですが出頭命令は初めてのケースなので僕も一緒に行きましょう。」
5人の教育委員の前に椅子が一つ置かれていた。校長は壁際に静かに立った。
「実はヘイトスピーチ撲滅会から名指しでクレームがあったんだ。
朝鮮総連を通してきたので無視できず私たちも集まり君にも来て貰ったわけです。
君は授業中に在日の子をチョンって馬鹿にしたらしいね。」
「いいえそんな事を言った覚えはありません。何かの間違いです。」
「馬鹿でもチョンでもって言ってしまったんじゃないのか。日本人がよく口にする言葉だがらね。」
「いいえ。私はその言葉が放送禁止用語になっている事も知っていますので口にしたことはありません。」
田所君の受け売りだがこの言葉が功を奏した。「そこまで知っているのなら間違いなかろう。君を信用しよう。」
一旦学校へ戻る途中「いや〜少しひやひやしたよ。わが校から懲戒免職者が出れば僕も減点だからね。
それにしても見事な答弁だったよ。バカチョンの事は僕も知らなかったよ。」校長はにこやかに話した。
(あ〜よかった。田所君の知識のおかげで助かったわ。私の場合懲戒免職だけじゃ済まないもの。
同時に婚約破棄も救われた事になるわ。明日からまた元の平和な生活に戻るのね。よかった。)
帰宅後大急ぎで着替え彼とのディナーの待ち合わせ場所に急いだ。
食事も美味しかったし楽しかった。酒量もいつもよりは多かった。
深夜彼に送ってもらって郵便物を手に部屋に入った。

シャワーを浴びてバスルームから出た時に郵便物に中に1まいのDVDが見えた。


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