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Overtake goodbye
【姉弟相姦 官能小説】

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B-17

 「亜紀……。挿れるね。」
 「ま、待って……。いったばかりだから……。未だ。」

 俺は、荒い呼吸を続け、時折、身体を痙攣させている状態にある亜紀の両足を抱え込み、熱り勃ったペニスで、その膣内を深く抉った。

 「あああっ!」
 「す、凄いよ、亜紀の膣内……。ぐねぐね動いてる……。」



 おそらく、あの日からの数ヵ月で、亜紀は妊娠に至り、堕胎をしたのだろう──。

 あの日、二年ぶりのセックスで得た最上の快感を忘れられず、俺達は“これっきり”という禁戒を破り、何度も関係を持った。
 俗に「いとこ同士は鴨の味」等という例えの通り、俺と亜紀はあの日、姉弟だからこそ辿り着ける“快感の高み”へ到達し、箍(タガ)が外れてしまったのだろう。
 そして、初めてのラブホテルから半年後、再び、亜紀が俺とのセックスを拒否するようになった。

 あの日、白目を剥き、喘ぎ声を張り挙げ、全身を小刻みに震わせて小便を漏らす、自分のだらしない姿を鏡越しに見て、亜紀は、俺とのセックス無しでは生きていけないんだと感じた。
 しかし、そう諦め掛けた時、妊娠によって現実に引き戻され、関係を断ち切ることが出来たのだろう。

 (そして、節目の度に関係を迫られた亜紀は、快感に溺れそうになる自分を律し、現状を維持して来たんだ。)

 そう考えると、昨夜、俺に強い憤りをぶつけて来たのは当然だと思う。全てを丸く収めようと努力してきた事を、俺の提案だと悉く潰してしまいかねないからだ。

 (確かに、亜紀に“バカな弟”と思われても、仕方ないかも知れないな……。)

 水曜日、午前八時──。

 「ほら、和巳。パパ行ってらっしゃいって。」

 昨朝同様、出社する俺に対し、満面の笑みを湛える亜紀と、亜紀に抱かれた和巳が手を振っている。昨夜の険悪さを微塵も感じさせない笑みは、和巳に気づかせない為なのだろう。

 「ぱ、ぱーぱっ!」

 まったく、「子はかすがい」とはよく言ったもので、ちょっとした仲違いをしていても、子供の存在が緩衝材となって、蟠りを忘れてしまえるものだ。

 「和巳!行って来るからな。」

 気が付くと俺は、亜紀と同様、満面の笑みを湛え、二人に向かって手を振っていた。




   「Overtake goodbye」B 完


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