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俺は他人棒
【熟女/人妻 官能小説】

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真壁宏美(41)-1

 俺、寿亮介はフリーター渡世。
 保証された収入がない代わり、束縛もない。走り続けないと稼ぎは止まる訳だが、だからとてノンストップで仕事を入れるのは御免だ。
 自分の時間を持ちたいから休みはきっちり取る。気兼ねなく俺だけの時間として使える休日を。
 デートの予定も入っていない完全フリーの日は解放的だ。窓から差し込む陽光を浴びて昼寝なんて、至福のひとときではないか。

 もちろん、健康な男子だからムラムラしてくることもある。
 オナニータイムの始まりだ。
 俺はこのところ、自分自身にある枷をはめている。いやオナ禁とかじゃなく。
 アダルト動画など即物的なオカズで抜くのは容易い。だがあまりにも安直で面白くないと、上級妄想コースに挑戦しているのだった。
 テレビを点け、エロ抜きの一般番組やCMを見る。
 その中から、オカズになるタレントやアイドルを見繕い、着衣の下のボディを透視。イマジネーション豊かにシコるのだ。
 女子アナよし、バラエティの雛壇に座っているタレントよし、化粧品コマーシャルに美貌を輝かせる女優よし。全てをズリネタにしてしまうオナニーマスターを俺は目指しているのだ。
 たまたまやっていた2時間ドラマ再放送に、好みの熟女優が犯人役で出ていたのでターゲットに定め、俺はティッシュ四枚重ねでジュニアを包み込んだ。
 アラフォー美人のノースリーブ姿は最高のご馳走だ。腋肉に刻まれるシワを見るだけでタマからザーメンが込み上げてくる。
 今しも画面の中では、核心に迫った主人公の刑事が犯人の美熟女を問い詰める佳境が迎えられ、カメラはやや引きでノースリーブ美熟女の上半身を捉えていた。二の腕のプルッとした肉感もたまらない。
 さあイクぞ、視姦昇天まっしぐら──と、シコる右手はアクセル全開になった。
 が、惜しいことにここでCMだ。
 寸止めプレイとは、テレビもなかなかのテクニシャンである。

 上等だこの野郎、こうなりゃCMで代わりのいい女見つけてドラマに戻らないうちにイッてやろうじゃねえか。
 訳の分からない意地を発揮する俺だった。まあ要するにCM明けまで我慢し通せる自信がなかっただけなのだが。
 昼間の再放送時間ってのは、年寄りと主婦を狙い撃ちなのだろうか。見事に通販系コマーシャルばかりだ。
 お手軽運動器具に、老眼鏡、健康食品……ヤラセ臭い演出の、モニターさんを使ったあざとい宣伝は延々見ていると気が滅入ってくる。
 しかし、そんなテレビショッピングCMの中に、俺は恰好のオカズを見つけ出した。

 ダイエットサプリの宣伝。例によって服用者の主婦さんが商品をおだて上げるだけの映像なのだが、その主婦さんが可愛い。
 真正熟女ラヴァーな俺だから、「愛飲歴二年 東京都・真壁宏美さん(四十)※取材当時」とかいう年齢を見ると、魅力百倍に感じてしまう。
 サプリ服用ビフォー・アフターの比較写真は黒のスポーツブラに短パン姿。
 服用前も別にデブというほどじゃない適度なポッチャリ感だが、服用後は腰にくびれが出来て実にセクシー。乳はでかすぎず小さくもなし、揉み心地良さそうな目算Cカップ。
 そして極めつけは、
「ほんと、これに出会って人生変わりました」「あんなに痩せない痩せないって悩んでたのが、嘘みたいです!」
 これでもかと商品を褒め称えるコメント映像で、彼女はノースリーブのワンピース姿なのである。
 優しげな瞳、濃いめの眉、ぽってりした唇。情が深そうな顔立ちは、大人のエロスを香らせ下半身に訴えかけてくる。
 やべえ、テレビ見てて、どこの馬の骨とも分からない一般人にこれほど欲情するなんて。
 異例の出来事だったが、それは同時に嬉しい発見でもあった。通販コマーシャル、侮るべからず!
 俺は四十歳の真壁宏美さんの腋で射精を迎えた。
 ドラマが再開され、女優の腋が再び画面に現れたが俺は既に賢者タイム。べっとり濃厚なイカ臭い汁を吸ったティッシュを屑かごに放り込み、ナニをパンツへと引っ込めた。


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