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雨の夜
【OL/お姉さん 官能小説】

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雨の夜-5

「そんなことないよ。キレイだし、すべすべしてる。恥ずかしいなら少し暗くしようか?」

 夏乃とソファから離れた平野が、ヘッドボードのパネルを操作すると、部屋全体が薄暗くなった。

「今度は夏乃が脱がせて」

 戻ってきた平野が腕を広げて催促する。その仕草がやはり可愛らしい。緩めてあったネクタイをほどき、一つずつ、丁寧にワイシャツのボタンを外していく。裾に近づくと、まごつく夏乃を気遣ってか、平野は自分でベルトとウエストのボタンを外してくれた。ワイシャツを脱がせ、アンダーシャツも脱がす。

「ファスナーは夏乃に下ろして欲しいな」

 その言葉に夏乃は膝立ちになり、ファスナーに触れる。びくん、と平野の分身が反応して、思わず夏乃は平野を見上げる。

「すごいいい眺め。この角度から眺める谷間、いいね。それに夏乃の上目遣い、すごいそそられる。ほら、ズボンも脱がして」

 夏乃の頭を優しく撫でながら、平野に誘導されてズボンを脱がす。目の前に表れたトランクスの上からでも、平野のモノが臨戦態勢に入っているのがわかる。もう一度平野を見上げると、眼鏡の奥の瞳が“早く脱がせて”と物語っていて、思いきってトランクスのゴムに手を伸ばし、下に降ろした。

「夏乃、触って」

 催眠術にでもかかったようだ。平野のサオに指を這わすと熱い吐息が降ってくる。勃起したその筋を撫で、吸い寄せられるように亀頭を口に含む。

「うわっ。まだ洗ってないのに大丈夫?」

 夏乃の行動に驚いたようだが、口に含んだまま頷くと、超気持ちいい、と頭を撫でてくれる。この行為が夏乃は嫌いではなかった。強要されるのは好きではないが、この行為を自ら進んですることで、相手が喜んでくれると素直に嬉しい。どちらかと言えば、攻められるよりも奉仕するほうが好きなのだ。
 頭を前後に動かし、舌を這わせる。時々吸い付くと、平野のソレはダイレクトに反応をした。かなりアルコールを摂取していて、お世辞にも若いとは言えないはずなのに、どんどん硬さを増していく。

「夏乃、気持ちよすぎ」

 そう言いながら頭を撫で、太い指を耳に差し込んでくる。耳を刺激されると夏乃は咥えたまま喘いでしまう。それも平野にとっては刺激に繋がるらしい。

「あぁ、ダメだよ夏乃。このままじゃ出ちゃう」

 そう言って平野は夏乃の口からそれを抜き取った。

「オジサン、酔っ払いだし回復力ないから1回出しちゃったら夏乃のこと気持ちよくさせてあげられなくなる」

 膝立ちのままの夏乃を抱えあげると、ブラのホックをいとも簡単に外した。やっぱりこの人はオンナの扱いに慣れていると確信する。

「おっぱい、おっきいしキレイだね」

 左の胸を持ち上げるように支え、少ししゃがむと蕾に吸い付いてくる。夏乃はたまらずに嬌声をあげ、慌てて自分の口を手で塞いだ。

「気持ちいいなら、夏乃の声聞かせて」

 一度蕾から唇を外し、夏乃を見上げつつ、夏乃の手を引き剥がした。声にコンプレックスを抱える夏乃としては、何とか避けたいのだが器用に片手でショーツを脱がされ、足の間を平野の太い指が這うと堪えきれずにまた声を上げてしまった。

「ねぇ、夏乃。さっきよりもビショビショになってるよ?」

「いやぁ」

「オレに触られるのがイヤ?」

 そう訊ねながらも、指の動きは止めない。溢れ出てくる液体を指に絡ませ、それを夏乃の尖りきった突起に塗りたくる。文句なしに気持ちいいのだが。

「イヤ…じゃないけど、恥ずかしいです…」

「恥ずかしがる夏乃も可愛いよ。もっと乱れる夏乃を見せて」

 立ち上がった平野は夏乃の腰に手を回し、バスルームへと誘導した。恥ずかしがる夏乃のために、照明はバスタブの中の間接照明だけにしてくれてある。ぬるめのシャワーで夏乃の身体を暖めつつ、ボディソープを泡立てて、優しく丁寧に身体中を洗ってくれた。お返しに夏乃も手と胸をフル活用して平野の身体を洗う。時々唇と唇を重ね、舌を絡め合いながら。
 お互いの泡を洗い流し、2人でバスタブにつかる。平野の足の間に夏乃が座り、バックハグしてもらっている状態。平野の片手が夏乃の胸をまさぐり、首筋を舐め上げる。もう一方の手は夏乃の足の間だ。

「夏乃の中、キツいね。指1本なのにぎゅうぎゅうに締め付けてるよ」

 親指で突起を押し潰し、中指で中をかき混ぜられ、夏乃は喘ぐことしかできない。

「こんなに締まりのいいマンコにいれたら、すぐ出ちゃうかもよ?」

 いつもは穏やかな低い声が、少し掠れてとても甘くて、いやらしい。

「夏乃の弱点、耳だけじゃないね。ヤらしいこと言われると、すっごい締め付けてくるよ?言葉攻め、弱いでしょ?」

 喘ぎながら頷くことしか出来ない。

「夏乃、ヤらしくて可愛い。お湯の中なのに、違う液で夏乃の中グショグショ。ねぇ、ここにチンコ突っ込んでいい?」

 飛びそうな意識の中必死で頷くと、向かい合わせで跨ぐように促される。言われるがままに身体を反転させ、跨がった夏乃の腰を平野がぐっと押さえつけた。

「ほら、自分で入れてごらん。もう入り口に当たってるでしょ?そのまま腰落として、オレのチンコ飲み込んで」

 熱い視線と、吐息混じりの声を耳に注ぎこまれ、夏乃は意を決して腰を落としていく。久しぶりにソコが抉じ開けられる痛みは若干感じるものの、快楽がそれを上回る。何より、無事に平野を受け入れられたことに心底ホッとした。

「あぁ…夏乃の中、気持ちいい…辛くない?大丈夫?」

「んぁ…大丈夫です…」

「無理しなくて大丈夫だから。身体、ガチガチになってる。ゆっくり深呼吸してごらん?」

 背中を撫でる優しい手の動きにあわせ、ゆっくり深呼吸をすると夏乃の中の平野が反応する。


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