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魔へと溺れユく女タチ
【ファンタジー 官能小説】

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セイン・アルバート(前編)-2

23歳と25歳なんて年齢差はあってないような物だと思う。
けれどオレが年下で彼女が年上で、というのは覆せない事実。

オレは男なワケだし、可能ならばリードしたい。
それが難しいとしてもせめて同等に並び立ちたい。
そう思っているのだが、実際はクラリスの方が積極的に行動してしまう。
今日も、どこまで抗えるのだろうか。



「んっ。ちゅっ。んっ・・・!」



男と女が逢い引きをおこなうための宿。
オレもクラリスも普段は寮で暮らしているので、行為に及ぶ時はそういった場所を利用する。

お酒の入ったクラリスは積極的だ。
宿を取り大きなベッドと小物を置くだけの小さな机しかない木造のシンプルな部屋に入ってすぐに、オレの方がベッドに押し倒されるほどの勢いで情熱的に唇を貪られた。

普段なら服の皺とかに気をつけて、とか面倒見の良さを発揮するクラリスだがこういう時だけはただひたすらに乱れる。


とはいえ、一方的に攻められるのは好きじゃない。
押し倒されてしまったのは仕方ないが、彼女を抱き留めながらオレからも彼女の舌を貪っていく。

柔らかく、熱く、滑りがある。
彼女の舌使いを堪能するだけでオレの下半身は熱く主張を初めて行った。

オレからも攻め返そうとしたが、主導権は彼女に取られてしまっているためクラリスが満足するまでひたすらキスが繰り返されてしまう。
しばらくしてキスを終えたが、離れた彼女の口とオレの口の間で唾が橋のように繋がっている。
火照りきった彼女の表情と宿に置かれた淡い光のランプが一層とクラリスの妖艶さを引き立たせ、彼女を見ている見ているだけで興奮が収まらない。

彼女のドレスと黒紫色をした下着を脱がし、クラリスの乳房へと食らいついた。
赤ん坊のようだ、と在り来たりな反応をされてしまうがこればかりはやめられない。
乳首を咥え、舐め転がし、吸い付いて、しっかりと味を堪能する。

妊娠はしていないので乳などはでるはずもないが、何処かしょっぱく感じる彼女の肌の味を堪能するだけで幸福感に満たされていく。

クラリスの口からは喘ぎ声よりくすぐったそうな声が出るが、拒みはされない。
それに全く感じていないというワケでもなさそうで、少しは気持ちよさそうな顔をしてくれている。


彼女の胸を堪能した後は指を口で濡らし、下の方へと手をやっていく。
クラリスが背を向けてオレの膝に座り、後ろから抱きしめるようにしながら弄っていった。
肉棒が彼女の柔らかいお尻に押さえつけられて感触と温もりが凄く心地良い。
膣からは指につけた唾液だけでなく彼女の愛液も流れ出てきて準備も済んでいく。


クラリスはそのまま四つん這いになり、後ろから彼女に挿入していった。
暖かく、程よい締め付けがひたすらオレを快感へと導いていく。

四つん這いになった彼女を後ろから抱きしめつつ、ひたすら腰を振る。
しばらくはその状態のまま繋がっていたが、クラリスはもっと激しいのを求めて体位を変えるよう求めてきた。
自然とオレがうつ伏せになり、彼女が上になって腰を振る騎乗位の体制に。


こうなると彼女にされるがままになってしまうのだけど、確かにこの状態でのセックスは気持ちが良い。
向き合い、彼女が目の前で腰を振っていると大きく揺れる胸などが見れて目の保養になる。
胸だけでなく、彼女の長い黒髪も大きく広がってとても美しい。

騎乗位で彼女優位に動かれるのは男として情けないような気持ちになるが、決して嫌いではないという複雑な心境だ。
せめてもの反撃と言わんばかりに下から激しく突き上げると彼女も大きく喘いでくれる。


そして彼女が手を繋ぐのを求めてきたらラストスパートの合図だ。
両の手をつなぎ合わせながらお互いに腰を激しく振り合って高めていく。



「セイン、セイン、セイン・・・っ!!!」

「クラリスっ!!!!」



お互いに名前を呼び合って求め合う。
下半身から爆発するような快楽が上り詰め、彼女の膣へと精を流し込む。



「あぁッ・・・!くぅっ・・・!!!」



彼女も上り詰めたようで、噛みしめるように快感を満喫すると体全体を痙攣させている。
しばらくすると倒れ込むようにもたれかかってきて、首元で彼女の荒い息づかいが聞こえてきた。
自分の胸にクラリスの柔らかな胸が当たる感触がまた気持ち良い。



「はぁ、はぁっ・・・。もう少し、できる?」

「で、できると思うけどちょっと待ってくれ・・・」



今達したばかりだというのに早速次を求められてしまう。
オレもイったばかりなのですぐには動けないというのに。

とはいえ求められるのは悪い気はしない。
次こそはオレが優位に立ってみせると憤りながら、体力の回復に努めていった。


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