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俺は他人棒
【熟女/人妻 官能小説】

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篠原真梨恵(31)-8

 ──ずりゅぅっ……。
 ひと突きしてから、ドロリ白濁した愛液をまとわりつかせるペニスのアップを接写。めくれ上がるビラビラの卑猥な感じも、素晴らしく画になる。ハメ撮りが癖になりそうで恐いくらい、俺はのめり込んで「監督」していた。
 だからといって真梨恵を気持ちよくさせることをお留守にしてはいけない。俺は真梨恵の上半身が収まるポジションにアングルを固定し、ファックに集中した。
「あっ……あっ、あっ! あうぅ〜〜っ!」
 真梨恵が好きな深掘り連打。みっちりと絡みついてくる膣肉を、カリ高ペニスが容赦なくえぐり、何度も子宮口に熱いキスを見舞った。
 ささやかにしか揺れない乳を空いた片手で嬲りながら、俺もどんどん昇りつめていく。
 まるでまんこがバキュームフェラでもしているような、素晴らしい吸いつきである。
 カリ首の引っかかりが擦れるたび、階段を一歩ずつ上がっていくような俺の悦楽レベル。それを見舞われる真梨恵のほうも、俺以上に感じているのだろう、小刻みに漏らしていた喘ぎすら出なくなったのは、アクメ寸前の兆候だった。
「はあぁっ! イッ……イク……イッ……!」
 俺の腕に爪を立て、激しく真梨恵は痙攣した。
 膣内がぎゅんぎゅんと締まり、俺のほうも抑えきれない奔流が込み上げるのを感じた。
「おおおぉっ……すげっ! 出るっ……!!」
 引き抜くとほぼ同時に鈴口から噴き出す精汁。
 ──また口ん中に出してザーメン飲ませてやるか。
 そう思いもしたが、俺は瞬時に「監督」の頭が働き、噴射を最も映像的に映える場所へと移した。
 どびゅっ、びゅるるっ! びゅくんっ!
 駐車場でフェラされたときほどではないが、それにしても二発目とは思えない量と濃さのザーメンだった。
 それは真梨恵の二の腕に刻み込まれたタトゥーに降り注いだ。
 まるで、かつて愛した男の名前を消し去るかのように見えた。
(決まった……)
 最高のラストシーンになったという達成感が俺を支配した。
 エクスタシーの波に身を任せ心ここにあらずという体の真梨恵が横たわる側へ、俺は尻餅をついて録画を停止させた。


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