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俺は他人棒
【熟女/人妻 官能小説】

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篠原真梨恵(31)-5

「お願いがあるんだけど」

 次に会ったときのことである。
 ホテルの駐車場に入ってエンジンを止めると、不意に真梨恵が思いつめた調子で言った。
「あたしとのエッチ、録画してくれない?」
「え?」
 俺は聞き間違いかと思ったが、真梨恵は再度、
「撮って欲しいの」
 と、いわゆるハメ撮りを望んだ。
「和也に見せるの。あたしの心が完全に離れてるってこと、それ突きつけて思い知らせてやろうと思って」
 俺は少しばかりたじろいだが、
「いいよ」
 ひと呼吸置いてから、決心した。

 これは、相当燃えるシチュエーションではないか。寝取りファックで真梨恵をイカせまくり、亭主である和也先輩にまざまざと見せつける。
 先輩に見られることを前提で、真梨恵とことさらラブラブに睦み合ったら、どんなに興奮することか。
 俺の頭はたちまち、ハメ撮りAV監督にでもなったかのように、フル回転で演出を考え始めた。
「じゃあ、ここでフェラするとこから始めよっか?」
「え、今……いきなり!?」
 けしかけてきた真梨恵が戸惑う番だった。
 俺はズボンの前をあけると、半勃ちのペニスを露出させてスマホを構えた。
「真梨恵が実況してよ。思いっきり下品に、他人チンポしゃぶるとこ見てね、ってアナウンスして。先輩へのビデオレターなんだから」
 考える暇も与えず、録画スタートだ。
「あ……えっと」
 困り顔の真梨恵が画面の中であたふたしていた。
 どうしていいか分からないらしい真梨恵に代わって、俺が先鞭をつけてやることにした。
「和也先輩、見えますかー? 俺、真梨恵と一緒にいるんですけど。何回目のデートかな……覚えてねえや。そんだけ深い付き合いなんですよね実は。……で、真梨恵が俺とヤッてるとこ、先輩に見て欲しいって言うからこのビデオ撮ってまーす」
 ピースサインをして見せ、再び真梨恵にカメラを向ける。
「そ、そうなのっ……亮介のチンポ最高で……和也のとは比べ物にならないくらい感じちゃうからっ! ショボいチンポはいらないの! あたしとは別れて、このビデオ見てシコっててね!」
 俺のリードが効いたか、かなり弾けたコメントを真梨恵は言ってみせた。その調子。俺はぶるんとペニスを振って、フェラを促した。
「さーせん、先輩っ! 奥さんにくっせえカスつきチンポしゃぶらせちゃいます。でも初めてじゃないし、謝ることもないか?」
 包茎亀頭に鼻を押し当て嗅ぐ真梨恵の映像に、俺の笑い声が被さる。やべえ、これ楽しい。
 真梨恵もノリノリで、カメラ目線を送った。
「このくっさいデカチン、大好きなのぉ……」
「真梨恵の口、俺のチンカスの味染みついてるもんな? 先輩のカスも掃除したことあるの?」
「マジ無理! 和也のとか、考えただけで吐きそう」
「ひでーこと言うなぁ。先輩泣いちまうんじゃね?」
「泣けばいいし」
 そう言って真梨恵は、ずるんと剝いた亀頭にぱっくん。
「おーっ、すっげぇ。気持ちいい……。真梨恵のスケベなひょっとこ顔、マジ可愛い。先輩のショボチンじゃこんな顔になんねーよな」
 咥えながら笑ってみせる真梨恵の顔は凄艶とも言うべきで、俺は内心、
(女って恐えーな)
 つくづく感じ、同時にとてつもない快感に襲われた。
「真梨恵、口に出していい?」
「んん〜〜……」
 出して、と眼でおねだりする真梨恵。口の中で舌がネロネロと蠢き、敏感な裏筋を刺激した。
「うおおぉっ……出すよっ……イクっ、イク!」
 びくん、びくんと腰が痙攣し、真梨恵の口腔に大量の精を送り込んだ。
「んぼぁっ……ぶふぅ……」
 ハメ撮りシチュの新鮮な興奮からか、通常比二割増しくらいの射精量かもしれない。真梨恵の鼻からも白濁汁が噴き出すほどで、実に画としていいものが撮れた。

 充血した瞳にうっすら涙を浮かべ、苦しげな真梨恵はそれでもニンマリ笑うと、カメラにお口をあんぐり。コテコテのザーメンが溜まっている光景を見せびらかした。
 鼻の穴からも白いつららを垂らしてこんなエロ顔してる女房を見る和也先輩、どんな気持ちになるんだろう。
 ──ごくり。
 先日ので多少は慣れたのか、躊躇せず喉に落とし込む真梨恵。やはり不味いものは不味いようで、しかめっ面で口周りを拭う。そんな表情も全て余さず録画した。
「上のお口で味わった後は、もちろん下で……だよね? まんこでぱっくん、しに行こっか」
 俺は真梨恵と密着し、カメラに向かってドヤ顔してやった。
「えへっ……ドキドキするぅ」
 車を降りるところで第一の動画は幕だ。
 先輩に見せつける本番セックスはどんなどぎついものにしてやろうか、考えるだけで、一発出したばかりの股間が熱く勃ち直ってきた。


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