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魔へと溺れユく女タチ
【ファンタジー 官能小説】

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シャリィ・レアリル-9

悪魔に抱かれても良い。
そんな風に考えたのは軽率だったかもしれない。
勢いに任せておこなった、あまりにも考えなしの行動だったようにも思える。

悪魔が自室にしている部屋で服を脱ぎながら、そんな事を考えていた。
部屋の間取りなどは私の部屋とあまり変わらない。
ベッドの装飾が男物っぽい感じがするだけで作りもほとんど一緒だ。



「うんうん、綺麗だ。下着はワタシが脱がすからそのままで良いよ」

「・・・変態」



下着は悪魔に用意されたもので、上下とも黒の少し大人っぽい物。
悪魔はいつものニヤケ顔で下着姿の私を舐め回すように見ている。
けれど酒場でガトスに絡まれた時ほど不快感は沸かないし、今の私は・・・。
悪魔の事を、そう悪くないと思っている。


やはりきっかけこそは悪魔が原因だけども性欲に溺れたのは女性達の方にも問題あると考えられるようになったからか。
決して悪魔の事を許せるワケではないが、思ったほど怒りなどの感情は沸かない。


それに・・・この悪魔は私が落ち込んでいる時も毎日のように会いに来てくれた。
ほとんどが冷やかしのような物だったけど、この城で私の事を見てくれているのはこの悪魔だけ。
・・・いや、城内に限らずこの世界で私をしっかりと見てくれているのは悪魔だけかもしれない。

私を産んでくれた両親などは健在だが、ここ数年は会っていない。
嫌われているワケでもないと思うが、連絡もほとんど取っていないし冷めた関係になっている。


そんな事を考えながら注文通り、下着姿のままベッドの中央で座る悪魔の側へと近寄る。
とても静かで、落ち着いていて・・・抱かれると思うと改めて少し緊張してきた。

いつもは悪魔の求めるがまま、フェラをしたり、身体を触られたりしていたが・・・。
逃げ場を無くしほとんどヤケクソになりながらだけども、今日の私は自分から悪魔に抱かれようとしている。



「こういうのは雰囲気が大事だ。まずはキスからしよう。今度はちゃんとキミも応えてくれよ?」

「そんな注文しなくても応えてあげるわよ・・・」



なんだか少し子供っぽいな、と思った。
いつものニヤケ顔は変わらないが、その瞳は純粋で曇りがない。

私は悪魔へと身を委ねると早速、唇を奪われた。
けれど、いきなりは激しくされない。

優しく啄むようにキスを重ねられ、右手で優しく私の髪をすくように触られる。
・・・あ、やばい。最近ちゃんと扱ってなかったから髪がゴワゴワしている。
部屋に来る前にお風呂へ入る事を許されたが、風呂場に発情した女性と魔物がいたので軽く流してさっさと出てきてしまったし。

ここに来て一番の気恥ずかしさが沸いてきた。
こんな状態の髪をあんまり触られたくない。

恥ずかしさが沸いてきた事により悪魔から少し距離をとりたくなったが・・・。
流石は悪魔。人の嫌がるタイミングで唇に舌をねじ込ませ、逃げないようにしっかり私をしっかりとホールドする。

離れたがっているタイミングでこんな事をするなんて意地が悪い。
けれど意識がしっかりした所で舌をねじ込まれている物だから・・・。
強く、悪魔の舌を感じてしまう。


さっきした時も思ったが悪魔の舌はとても熱い。
その熱を感じると身体まで火照ってしまい、頭がぼーっとする。



「はふっ、んふっ、んはっ・・・!」



激しく舌を舌で引っ張られたり、優しく絡められたり。
そういえば私もちゃんと応えてくれ、と言われたのを思い出して自分から悪魔の舌と絡み合う。
すると何故かさっきまでより熱を感じて更に身体が熱くなり・・・。
下腹部からトロリ、と何かが溶けるような感覚がした。

誤魔化せるレベルを越えて私のアソコは・・・とてもイヤらしく濡れている。
触らなくても分かるレベルでトロけてきた。



「あんっ」


悪魔もそれに気がついたのかそっと指で下腹部に触れてきた。
つい自分の口から甘い声が響いてしまって恥ずかしい。

甘い声を出した際に唇を離れたからかキスはそこで一度終わりを告げ、悪魔の舌が首筋、胸元と舐めながら舌へと下っていった。
先日、悪魔に拘束されて朝まで舐め回されたのを思い出す。

その時は何をされるか分からない恐怖で感じる余裕もなかったが、あの時の悪魔の舌の感触はよく覚えている。
軽く胸元まで舐められただけだというのに全身舐められた感覚がフィードバックして全身が震えあがった。



「あ、ん、あぁぁッ・・・!」



全身にゾクソクとした痺れが走り、軽くイってしまった。
この間の事を思い出すだけでイくなんて・・・。

私の身体はどうしてしまったというのだろう。
悪魔にからかわれると思い、おそるおそる様子を伺ったが・・・。

そこにあったのはいつものニヤケ顔ではなく、男らしいキリッとした表情だった。
私がイってしまったのをからかうのでもなく、余韻が収まるのを待っていたらしい。
こんな時に男らしい顔をするなんて・・・少しだけドキっとしてしまう。


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