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魔へと溺れユく女タチ
【ファンタジー 官能小説】

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シャリィ・レアリル-1

今日の晩ご飯はシチューだった。
シャリィは白のキャミソールを着ただけのラフな格好でスプーンを手にし、シチューを口にする。



「・・・美味しい」



このシチューは悪魔に支配されたこの城にいる女性の誰かが作ってくれた物で、それをゴブリンが私の部屋へと運んでくれた。
具のニンジンやジャガイモが少し大きめに切られているが上手く火を通してあり、形が崩れず柔らかくて食べやすい。

おそらくこのシチューを作った人は料理が手慣れている。
勝手な想像だけど家族の男衆がガッツリ食べたがるタイプなので具を大きく刻むが、その一方で食べやすいようにと工夫された愛ある料理ではないだろうか。


けれどこの料理を作ってくれた女性も今や魔物との性行為にあけくれる日々に魅了され、狂った日常を送っているのだろう。
この城で魔物との肉欲に溺れていないのは私・・・シャリィだけだとこの城の主である悪魔が言っていたのだから。


私は・・・料理を作ってくれた女性が魔物との生活に溺れてはいるが、料理はとても上手なままだという事に恐怖を覚える。
洗脳や薬などで心を操られて魔物たちに心酔しているのではなく、普段の彼女の心や記憶はそのままに魔物に心酔しているのだから。

私もいつか、同じようになるのだろうか。



「やぁシャリィ。晩ご飯は済んだかい?」

「・・・・・・・・・」

「・・・うん、終わっているようだね。では次にワタシの相手をしてもらおうか」



私に与えられた部屋に城の主である悪魔が音もなく入ってきた。
最初こそ驚いたがいつもの事なのでもう驚きもしない。

廃城なので部屋は寂れてこそいるが広く、傷んではいるが大きなベッドや箪笥に机など物が揃っているためこの城の中では良い環境の部屋だろう。
元は客室か、城の中でも偉い人たちが使っていた部屋か。
私は何故か悪魔に気に入られて特別待遇をされている。


その悪魔は紫色の髪に紫色の肌。人型でとても人間に近しいが、その色合いから人間じゃない事だけは確かだった。
しかもその悪魔は裸で。男の性の象徴である肉棒をいきり起たせながら私の側に寄ってくる。

一日に一度。
私が悪魔の性を発散させる代わりにこの城にいる女性を全て生かすという条件を呑まされていた。
悪魔にしてみれば人間を殺してもの代わりはいくらでも用意できる。
そう言われたら私は条件を呑むしかない。

まったく気乗りしないが悪魔に向き合うと・・・悪魔の肉棒は色んな体液で濡れそぼっているのに気がつく。
先ほどまで誰かと性行為にふけっていたのは私でも分かる。



「・・・さっきまで他の人とやってたのなら、その人にシてもらえばいいじゃない」

「エリザも悪くないんだけどね、一日に一度はキミにしてもらわないと一日を終える気がしないんだ」

「・・・っ!」



エリザ。
エリザ・ヴィーリス。

シャリィの相棒で恋人でもあった人。
女同士ではあるがシャリィは本気でエリザの事を愛していたし、エリザも愛してくれていると思っていた。
けれどもエリザは城に捕らわれたその日のうちに魔物との肉欲に溺れ、シャリィの事を気にもかけなくなった。

シャリィが言葉に詰まるのを見て悪魔はニヤニヤと笑っている。
いつまでも悪魔のにやけ顔を見ていたくないし、言葉を交わしても無駄なので自分から悪魔の側へと寄っていく。
とっとと今日の処理を終わらせて、一日を終えるために。


キャミソールも脱いで生まれたままの姿で悪魔の足下へと跪く。
可能なら脱ぎたくないが悪魔は私の胸を見たり揉んだりするのが好きなのでキャミソールを着たままだと絶対にうるさい。

悔しくも悪魔の性欲処理に慣れてきてしまった事に複雑な気持ちになるが・・・今日は少しいつもと違っていた。



「なに、これ・・・」

「あぁ。エリザ好みに形を変えたままだったね。彼女は太いモノより、長いモノが好きらしい。更に言うならイボ付きで細かく刺激を感じるのが好きらしいよ」



悪魔の解説通り悪魔の肉棒は普段よりも長く、竿部分にいくつもの丸いイボが浮かぶ禍々しいモノへと変容していた。
エリザは膣の中で指を細かく動かして刺激するのが好きだったし、常に圧迫感のある太いモノでの刺激よりイボで細かい刺激を味わうのが好きというのは何だか彼女らしい。

こんな、どうしようもない事で彼女らしさを感じてしまうのは少し辛かった。



「れろっ。んぷっ、んくっ・・・」



色々と考えたり、悪魔と話していても終わらない。
エリザの事はひとまず忘れて今日の処理を終わらせる事にした。

先っぽの膨らんだ亀頭の部分を舐めるが・・・先ほどまでエリザの膣に入れていたためか、いつもよりヌルヌルとした液体が伝っている。
苦い精液の味だけでなく、少しだけエリザの愛液の味も感じて私は切なくなってしまう。

私はエリザの膣やクリトリスに舌を這わせて、彼女の中から出てくる愛液を味わうのが好きだった。
お世辞にも美味しいとは言えなかったが、エリザが感じてくれた証だと思うと気持ちが高ぶって激しく攻めてしまったし・・・。
気がつけば彼女の愛液の味に病みつきになっていた。

それに、激しく攻めると気持ち良いのと恥ずかしさで顔を歪めるエリザがとても可愛らしくて。
更に激しく攻める事で悶える彼女を見るのがとても楽しかった。


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