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喪失
【制服 官能小説】

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出会い-3

『じゃ、先帰るー』
『あおい、気をつけるんだよ?スマホよりもおじさん達の方がよっぽど怖いんだからねっ!』
『うん、分かってる。怒られないように頑張るよ!』
『(なんか、意味違うんじゃ…)そんなアンタだから、心配なんだけど。』
『なんで??』
『アンタが女の子だから、心配してんのっ!』
『は?コイツが女の子?あり得ないだろ?』
『いやいやいやいや、なんでそこでツヨシがあいだ入ってくるの?』

ツヨシは幼馴染。家の事情も知ってる。でも、バイトの事までは言ってなかった。だって急だったし、なんでそこまで言わないといけないの?

『つよぽん、知らなかったの?あおいが今日からバイトするんだって。私とLIMEするためにぃ。』
『は?知らねーし。ってバイト何すんだよ。』
『赤い旗と白い旗振る人らしいよ?なっちゃんとLIMEするためってだけじゃないけど、スマホ欲しいし。』
『…場所どこだよ。その、旗振るのは。』
『岬公園の交差点のとこかな?6時位まで振り続けるみたい。』
『まだ6時って暗いから…迎えに行ってやるよ。俺様が。』
『出た出た、過保護つよぽん。』
『うるせ〜。』
『でも、その方が私も安心かも。あおい、天然だし。』
『それは、俺が一番分かってるし。』


…本人そっちのけで、私のお迎えはツヨシに決まったそうな。


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