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俺は他人棒
【熟女/人妻 官能小説】

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森崎智美(38)-9

「ちょっ……! ともちゃんっ!? 何っ……やめっ、はあぁっ!」
 唾液臭さにまみれながら、俺は物凄く興奮していた。
 攻めたいという智美のドS嗜好が早速にも発揮されていることは分かったが、まさか、こんな形で表れるとは。
 美貌の人妻に酸っぱい唾を噴きつけられる感覚は、屈辱的ながら、異様に高ぶるものがあった。
 散々唾吐きをした智美は、びちょびちょになった俺の顔を撫で回すと、今度は頬から額、眼元、鼻と縦横無尽に舌を這い回らせた。
 俺の顔中を、はしたなく舐めまくる智美。うっとりと歓喜に満ちた呼吸が、湿りを帯びた皮膚に温かかった。
「ああっ……エロい……。ともちゃん、こんなことしたかったんだ?」
「うん、あたしの唾で臭くして、べろんべろんしゃぶり回してみたかったぁ……でも旦那にこんなんしたら、ぶん殴られると思う。すっごいゾクゾクするよぉ……」
 鼻の穴にまで舌が割り込んだ。鼻孔へ直に智美の吐息が入り込み、脳髄をクラクラさせた。
 耳から首筋、顎と軟体動物が蠢くような感触が、くすぐったくも気持ちいい。
 しかし智美は、肝心の口にはお預けを喰らわせるのだった。この女、天性のドSだ。
 俺は哀れっぽく、
「ともちゃん、キスして……」
 せがんだが、それはますます智美の嗜虐心をくすぐったらしい。
「キスして欲しいのぉ? じゃあ、お口空けてごらん?」
 言われた通りにすると、智美は俺の口内にまたも唾を吐きかけた。
 ──べっ、べっ! ぷ、ぶっ!!
 くちゅくちゅと溜めた唾液を勢いよく噴きかけるので、飛沫が顔中に降り注ぐ。いじめられてる感が半端なく、それだけで俺のディックはギン勃ちとなった。俺はMでもSでもいける口だ。相手が喜ぶのなら、柔軟に応じて互いに加熱していける。それが俺にとっての悦楽を高めるのだ。
「あはっ、あたしの唾まみれでくっさぁい。もしかして、こんなことされて、興奮しちゃってる?」
「うん……すげえエロいよっ、ともちゃんの唾の匂い、顔だけじゃなくて全身に染み込ませて欲しいっ……」
「嬉しいこと言うじゃない。ねっ、亮介って呼び捨てていい?」
「いいよ……! ともちゃんのペットにされてもいい!」
 こうなってくると俺の口も勝手に動いて、脳で考えるより脊髄が先にサービス精神を働かせる。
「いいのぉ? ペットの亮介、犬みたいにベロ出しなさいホラッ!」
 ヒートしてくる智美に、俺は命じられるまま舌を突き出した。
「んっ……ちゅぶっ、ぐぢゅ……」
 奇麗な女が下品極まるキスをする顔というのは、とてつもなくいやらしい。俺の口を犯しているかのような激しい舌遣いだ。
 俺は全身が麻痺するくらいの快感に呑まれた。女からこんな猛烈な攻勢を受けたことは、今までになかったかもしれない。
 身体じゅうの筋肉が弛緩した俺は、人形みたいに智美のなすがまま弄ばれた。シャツを捲り上げるや、首筋から胸、二の腕、脇腹と強いキスの嵐で、たちまち俺の身体はキスマークだらけにされた。
「あたしのペットだっていう印。いっぱいつけちゃったぁ」
 にんまりと微笑む智美は、悪魔的に妖艶だった。


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