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文香
【その他 官能小説】

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文香-19

 「竜ちゃん、どうしよう」
 「どうしようって何が?」
 「おしっこ出ない」
 「出ないんだったら溜まってないんだろ」
 「溜まってるよ、破裂しそうなくらい」
 「そんなら出るだろ」
 「ロープががっちり食い込んでて出てこない」
 「だからずらせばいいって言ったろ」
 「此処んとこで縦横斜めに縛ってるからビクともしない。ずらせないの」
 「だったら少しくらい濡れたっていいじゃないか。ロープしたままおしっこしちゃえよ」
 「そう思ってしゃがんでたんだけど出ないの」
 「出るだろ。ベッドでうんこ垂れといてロープくらいでおしっこ出ないってことは無いだろ」
 「困ったな」
 「もう1回トイレに行って来い。縛ってたっておしっこなんか液体なんだからどっからでも出てくるんだ。ずっとしゃがんで出るまで出てくるな」
 「出るかな?」
 「溜まってるんなら出るだろ」

 「竜ちゃん帰ろ」
 「出たのか?」
 「ちょろっと少しだけ」
 「ちょろっと出たんなら残りも出してくればいいのに」
 「出そうと思っても止まっちゃうの」
 「しょうが無いなあ」
 「一生懸命紙で拭いてきたんだけど濡れてるから服に染みちゃった。このままだと此処がガビガビになって変に見えてくる」
 「おしっこでガビガビになんかなるか?」
 「おしっこだけじゃなくて、ヌルヌルのやつも出てるから」
 「なるほど、分かった。それは出ないわなあ。男でもそうなんだ。チンポが立ってるとおしっこが出ないんだ」
 「早く帰ろ」
 「女も感じてる時はおしっこが出ないんだな」
 「タクシーで帰ろ」
 「お前平気な顔してたけど結構感じてたんじゃないか」
 「だから感じてるって言ったでしょ」
 「もう少しこのまま散歩するか」
 「駄目。お願いだから帰ろ。もう我慢出来ない」
 「我慢出来ない? そんなにやりたいのか、それじゃしょうがない」

 「あっ、もう出そう」
 「此処でしろ」
 「駄目、本当にもう駄目」
 「此処は板張りだから構わない。ほら、出してみろ」
 「あっ、あー」
 「あっ、お前服ぐらい脱いでからにしろよ」
 「あー、止まらない」
 「あーあ」
 「止まらないんだもん」
 「沢山出すなあ」
 「ああ気持ちいい。おしっこするのがこんなに気持ちいいなんて知らなかった」
 「お前、確かにヌルヌルしてるな。これはおしっこだけじゃないな」
 「だから感じてたんだってば」
 「これは相当だぞ。本当にロープはがっちり食い込んでて動かないな。こうなるとちょっと不便だな」
 「全然動かないよ」
 「解かないとセックス出来ないな」
 「その前にシャワー浴びさせて」
 「それもそうだな。おしっこまみれだしな」
 「それじゃ解いて」
 「このままシャワーを浴びろ」
 「え?」
 「ほら、いいから」
 「そしたらセックスはどうすんの?」
 「お前の口でやる」
 「私は?」
 「どうにかするから」
 「どうやって?」
 「ロープが濡れてるからベッドは駄目だな。此処で寝てみな」
 「うん。何だかドクドク出てくる」
 「何が?」
 「ヌルヌルが」
 「それを舐めて吸ってやるから、お前はチンポ吸え」
 「うん」


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