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狂少女
【犯罪 推理小説】

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-1

すすきの全域を捜索を行っている捜査員達、毎日ニュースやワイドショーで連続猟奇殺人が話題になっているが、人だかりは、いつものすすきのだった。
監視カメラの徹底的なチェック、捜査員の張り込みや聞き込みも徹底していた。

LOUD・・・元CIA特殊工作員、その前はアメリカ陸軍で戦闘術、ナイフ戦術の教官だった。
そして、たった1人で200を超えるイラク兵を完璧なまでに抹殺していたという経歴を残している・・・その時、使用していた武器はカランピットナイフのみ・・・
カランピットナイフとは、鎌状にできた接近戦に最も適したナイフである、ある意味LOUDにとって、すすきのという場所はジャングルである、それに付け加えるとLOUDは優秀な狙撃手でもある事、道警はそれを知らない・・・

20:45・・・事が動いた・・・

次々と捜査員が消えていく

『オイ!応答しろ!オイ‼』

後ろから突然捜査員の無線機を奪い取った男

『無駄ですよ、死んでます』

容赦なくカランピットナイフで喉をかき斬る
その後ろから5人の捜査員がかりで男を取り押さえようとするが、男の巧みな戦闘術とナイフ戦術によって、あっという間に殺されてしまった。

焦り出す捜査員達、その男に捕まれば最後・・・

1人ずつ殺されていく・・・

男の動きが全く読めない・・・

頭が中が真っ白になり走りまくる捜査員、その男が突然目の前に現れ一瞬で殺される・・・

監視カメラにはその男の行動が全て記録されている、まるで警察に見せつけるかのように、そして本部から撤退の指示がくだされた。
生き残った捜査員達は3名・・・27名の捜査員が命を落とした・・・
撤退していくパトカーを見送るかのように見つめる男、ポケットから携帯を取り出しあるところに電話をかけた。

騒然とする捜査本部内・・・皆、言葉を失った・・・
その中、一本の電話がかかってきた。

そして携帯片手にタバコを吸いながら平然とすすきのを歩くLOUD




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