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川村未来14歳のセックスマシン的日常とそれを見守る私
【学園物 官能小説】

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私の過去〜現在 そしてミクへの想い-2

[ご予約ありがとうございます]返信メールが来た。成功だ。(次はあの子を2枠も撮影できる。)喜びでいっぱいだった。 ここ数十秒で他のミクファンも予約開始に気がついたらしく、既に枠はすべて埋まっていた。 予約開始から僅か1分半ほどで満枠、、前回と同じく秒殺といっていい。やっぱりこの機会に枠を2つ取ったのは正解だと私は思った。ホッとしながら自分の予約したタイムテーブル画面を何気なく見ると、ミクの撮影会の参加料金が10万円になっているのを発見し愕然とする。前回の秒殺でスタジオXJのモデルの最高ランクになったらしい。

しかも2枠を予約したということは、費用も当然2倍になる。ただ最終特別枠抽選費用を2枠分支払えば、ミクとセックスできる可能性もUPする。  もともと私はこの秘密撮影会は高額な費用がかかるが、一度だけ少女との禁断の撮影(セックス動画)まで漕ぎ着けられたら、そこで辞めるつもりでいた。けれども、その当初予定に誤算が生じ始めていた。

誤算の一つはミクの撮影料金が当初の倍額にはね上がったこと。そしてもう1つは、私の心がミクから離れられなくなりつつあることだった。既に私のわずかな貯蓄は底を尽き始めている。今回を最後にミクの撮影会参加ををあきらめるか、さもなければ他の手立てを考えなければならなかった。

そこで私が出した結論は、ダブルワークし、更に徹底的に節約し、毎回は無理でも3〜4ヶ月に一度はミクに会うため撮影会参加することだった。そこで私は早速ネットの求人情報を検索し、とりあえず二ヶ所の働き口と面接を取り付けた。 

翌日の日曜日、私は二ヶ所の面接を受け、どちらも首尾よく採用された。一つは最寄り駅前の居酒屋で月曜日から金曜日の19時から24時。もう1つは工事中の道路の作業員で日曜日の8時から17時まで。どちらもすぐに働いてほしいとのことだった。土曜日はミクの撮影会があった時に備えて空けておいた。(しばらく忙しくなるなあ。) 休みなく働くことに迷いはなかった。 いや、むしろミクと会うために一生懸命働くことが嬉しく感じた。いい歳をして、それほどまでにミクに心を奪われてしまっていたのだった。

次の日から私は、二週間後の撮影会を励みに懸命に働いた。慣れない居酒屋のバイトは、20才以上年下の先輩に頭を下げて教えてもらい、道路作業員でも年下のあんちゃんに怒鳴られながら肉体労働をした。

そして翌日にミクの撮影会を控えた金曜日がやってきた。 この日までの二週間、私は一日だけ休みがあっただけで他は昼夜を問わず働き、心身の疲労はピークに達していたが、明日の撮影会を楽しみに何とか耐え抜いた

その日の午後の仕事に取りかかろうとした時、部長から内線で部長室に来るように呼び出しがあった。そこで部長の口から告げられたのは、転勤辞令だった。それも北海道最北端の支店行きという半ば左遷転勤である。無論私は取り下げを願ったが、それに対して部長は「嫌ならば無理にとは言わんが、もうここには君の席は無いと思ってくれ。」 つまり辞めるか従うか二つに1つということだった。 どちらにしてもミクの撮影会に参加できなくなる事を意味していた。

まさか念願のミクの撮影会前日に、こんな衝撃的な事態が待っていたとは、、部長室を出た私はフラフラと自分のデスクに戻ったが、頭の中が真っ白で仕事が手につかない。そして夕刻に退社し駅前のバイトをこなし疲労困憊して帰宅した。 撮影会前日の楽しい筈だった夜が、ミクとのお別れの言葉を探す悲しい一夜になってしまった。

次の日私は、疲れた体を奮い立たせてミクの撮影会に向かった。昨夜は昼間の部長からの転勤話のショックと、ミクへの最後の言葉をあれこれ考え(結局思いつかなかった)、ほとんど一睡もできなかった。そして、控え室でうとうとしていると、スタッフがドアをノックした。

私は頭が朦朧とする中、1枠目の撮影を始めた。ミクにどんな言葉をかけたのか、どんなポーズを取ってもらったのか、一切覚えていない。それほどまでに私は疲れていた。インターバル休憩中に私は思った。(次の枠が最後の撮影会になるんだなあ、、)そして再びノックの音を聞く、、

2枠目の撮影は確か、用意してきたセーラー服やメイド服に縞パンなどの下着を身に着けてもらい撮影したように思う。 そしていよいよ終了10分前のタイマーが鳴った。私は敢えて最終特別枠抽選費用の支払いを見送っていた。もし、ミクとセックスしてしまったら私は、本当にミクと離れる決心がつかなくなり、職を失い破産の道を歩む事になるだろうと考えたからだった。つまり間も無くミクとはお別れなのだ。

私は疲弊した頭の中で、必死にミクへの最後の言葉を探していた。 そして「あのね、ミクちゃん。」「実は遠くに引っ越すことになったんだ!だ、だからね、今日がミクちゃんと、もう最後なんだ。ミクちゃんとは、、」自分でも何を言っているのかわからなかった。 ミクのつぶらな瞳が私をじっと見つめていたのを覚えている。

私は必死に次の言葉を探していた。 そして「だから、だからね、た、多分、っていうか僕の方が先に、、ミクちゃんより絶対先に死ぬから、、」 「そしたらね、きっと きっとミクちゃんの守護霊になって、それでね、」 「ミクちゃんが幸せになるよう守ってあげるから。」 自分でも何故そんな事を口走ったのか不思議だった。 するとミクはいつものか弱い声よりもやや高いトーンで「そんなこと言われたの初めて!嬉しいです」
その一言ですべてが救われた気がした。


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