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耀子
【SM 官能小説】

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耀子-31

 「それじゃどうすればいいんですか?」
 「服を脱いで裸でやるのは厭か?」
 「お裁縫するのに裸になるんですか?」
 「裸だと裁縫は出来ないのか?」
 「出来ないことはないけど。それじゃまあいいです、裸になります」
 「それそれ。裸になるとそのドデカイおっぱいだ。とても高校生には見えないな」
 「妄想が湧いて来ましたか?」
 「妄想が湧き過ぎてチンポが立ってしまった」
 「馬鹿」
 「ちょっと後ろから抱き付いてもいいか?」
 「抱き付いて何するんですか?」
 「別に何もしない。ただこうやって抱きつくだけだ」
 「重くて仕事が出来ません」
 「それじゃこうすれば軽いだろう」
 「そんなおっぱい掴んでいたら仕事なんか出来ませんよ」
 「おっぱいで裁縫する訳じゃないだろう」
 「変な出来上がりになっていいんですか? それにそんなことされたら全然捗らない」
 「そうか。それじゃ眺めるだけにするか」
 「何時の間にか自分まで裸になって。子供みたいなんだから」
 「服を着て抱き付いても面白くないから脱いだのさ」
 「いつも小説を書く時は裸になって書くんですか?」
 「そんな馬鹿な事はしない」
 「何か妄想の助けになるように変な写真を見たりしながら書くんですか?」
 「それもしないな。変な写真を見ていたら突然書きたくなったということはあるけど」
 「やっぱりそういうので書く気になることがあるんですか」
 「うん。マスをかいた」
 「馬鹿」
 「いや、真面目な話そういうのに触発されて書く気になったことはあるよ。それに書きながら自分で書いている小説に興奮してチンポを立てているなんてことはしょっちゅうある」
 「本当ですか?」
 「本当だよ。自分が興奮しないような物では読者だって興奮しないさ」
 「それじゃポルノ作家って大変ですね」
 「そうだ。身を削って書いているようなもんだ」
 「それって本当に本当の話?」
 「ああ、本当の話だ」
 「自分で書いた作品に興奮してしまうなんて面白いですね」
 「そうか? そんなことはないだろう。こんなことしたい、あんなことしたいと妄想すればチンポが立つのは自然の事じゃないか。僕の仕事はそういう妄想がなければ書けないんだから」
 「そうですね」
 「だから僕はタダで興奮させて貰って、その上儲けさせて貰うんだ。ポルノ作家というのはやめられんよ」
 「いい仕事ですね」
 「その代わり偶に真面目な小説を書いても相手にして貰えない。そんな物先生に期待してませんよ、なんて言われて終わりだ。読んでも貰えない」
 「真面目な小説を書くこともあるんですか」
 「偶にね。人間だから性的妄想ばかりある訳じゃない。偶には真面目な話を書くこともあるのさ」
 「どんな話ですか」
 「尻の穴から女の体の中に入り込んで回虫のように女の体の中で生活する話とか」
 「それって性的妄想そのものじゃないですか」
 「そうか? カミュかなんかに似ていると思ってボツにしたんだけどな、その作品は」
 「何に似ているか知りませんけど、性的妄想ですよ、それは」
 「それじゃこんなのはどうだ。眠ったら夢を見た。それが変な夢で、自分は今眠っているという夢なんだ。つまり眠っている夢を見ているという変な夢だ。そうするとどうなるかというと、眠っているというのは夢なんだから本当は眠っていないことになる訳だ。だから、その夢を見た時には目覚めてもちっとも眠った気がしなくて休まらない。すると自分は起きていたのか、眠っていたのか、分からなくなってしまう。一体眠っている夢というのは何なんだっていう話」


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