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変態の罠に嵌った人妻
【熟女/人妻 官能小説】

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共感・・・美雪視点-2

「それからも何度か・・・さすがにこの年では無くなったけど、挨拶代わりに私の胸やお尻を触る事はしょっちゅうよ。昨日もされたしね」

 女将さんはそう言うと、私にウインクしました。

「でも棒田さん、根は良い人だから・・・」

「エッ!?そ、そんな事無いです。実は・・・」

 私は、今までの経緯を女将さんに話しました。主人が出張先で入院してしまった事、息子と一緒にこちらに来て棒田と知り合い、息子がこちらに居た最初は良い人そうに見せ、それは私にと親しくなる為の口実だっただけの事、主人が今日足の手術を午後からするのを知って居るくせに、私を騙して温泉に連れて来た事、ネットに排便姿を晒すと脅し、私を言い成りにした事などを正直に話しました。女将さんは、困った表情を浮かべ、

「そうね、そんな事をされたのなら・・・でも、私が最初に犯された時、後から定年で辞めた番頭に聞いて知ったんだけど、実は私の亡くなった旦那・・・寝取られ趣味があったようなのよ」

「寝取られ!?」

「そう・・・どういう経緯で旦那が棒田さんと知り合ったのかは知らないけど、家の旦那、私を寝取らせようと考えてたみたいなのよ。それを番頭が必死に止めてくれたんだそうだけど、旦那も亡くなり、番頭も定年で辞めた後、棒田さんは、旦那に頼まれていた事を実行したって話・・・全く、妻を何だと思ってるのよって話よねぇ?でも、結果的には私も夫が亡くなった寂しさを紛らわせ、ここの女将として、これからもやって行く気持ちにさせてくれたのが、棒田さんだったの・・・だから一年に数回は、私の様子を見に来る傍ら、泊まりに来てくれるんだけどね」

 私は何と言葉を返せばいいか分からず押し黙っていると、女将さんは私の背中を軽く叩き、

「さっきも言ったけど、棒田さん、根は悪い人じゃ無いから、あなたの泊まる場所を探したのは、好意もあっただろうけど、あなたの身を案じたからだと思うわよ?」

「そうでしょうか・・・」

「あなたがキレイだから、暴走しちゃったのかも知れないわねぇ・・・」

「ハァ・・・でも、このままあの人と居たらと考えたら・・・」

「そうね・・・棒田さんの虜になるかもって恐れて居るのね?」

 私は、女将さんの言葉に返す言葉がありませんでした・・・

 今度あの男に抱かれたら、私は、もう私じゃ無くなってしまいそうな恐怖がありました。私が俯くと、女将さんは優しく私の肩を抱き、

「あの人、八時頃まではグッスリ寝てるだろうから、その前に帰っちゃいなさい」

「エッ!?バスあるんですか?」

「家の送迎バスで送って上げるわ。昨日従業員から、あなたがバスやタクシーを呼べないか聞いて来たって言われて、気にはなってたんだけど、そういう事情なら、運転手に何時もより早く出勤してもらうようにするわ」

「い、良いんですか!?」

「旦那さんと今まで通りの生活を続けたいのなら、今居る家を出る事ね。息子さんにこちらに来てもらえば?」

「そ、そうですね・・・良平に電話して頼んでみます!」

 私は女将さんにその場でお辞儀し、女将さんは手慣れた手付きで和服を身に纏うと、送迎バスの手配をしに行ってくれました。私は、下着を棒田に取られて居たので、ノーパン、ノーブラのまま、グレーのトップスとブラウンのスエードスカートを身に付けました。


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