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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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昨晩のこと (6) 夫には言えない秘密-2

沈黙を破ったのはZだった。
ゆきのぷるんとした唇を指先で優しくなぞりながらZが問う。
「でも正直物足りなく感じることもありますよね」
「パパとのエッチで?」
「ゆきさんみたいなエッチな女性だとそうなんじゃないかなって」
「勝手にエッチな女性にしないで」
Zの髪を引っ張るゆき。
「いてて……大人の女性はエッチなほうが魅力的ですよ」
「パパとのエッチたしかに気持ちよくないけど物足りないっていうとちょっと違うんだよね」
はっきり気持ちよくないと言われてしまった。
「イかせてもらえなくて欲求不満になったりしないの?」
「うーん、なんていうのかな」
斜め上を見上げて考えている様子のゆき。
「私にとってエッチで気持ちよくなるとかイケるかどうかっていうのは、ショートケーキにイチゴが乗ってるかどうか程度のことなの」
変なたとえにZが吹き出すと、膝の上に乗るゆきの胸がぷるんと揺れた。
「えーっと、それはイケるかどうかは重要じゃない……で、あってる?」
「あってる」
「だからOさんとのエッチでも物足りなくない……?」
「うん。ケーキのイチゴは別にいらないよね。堅くて酸っぱいことも多いし」
「ちょっと脱線するけど……ショートケーキも別に要らなくない?」
「ショートケーキは生きていくのに絶対必要でしょ?」
「ですよね。すみません」
スイーツ女子みたいなことを言う38歳の人妻。
発言だけ聞けば可愛らしいが、少なくとも全裸で夫以外の男の上で股を拡げながら言うことではない。
股の間には男のペニスが突き刺さっており、下半身がときおりいやらしい動きをする。

「話を戻すと、つまりその<絶対必要なショートケーキ>っていうのは……?」
「パパと、パパとするエッチのこと」
「さらっと惚気ましたね」
「ふふふ」
「パパ限定なんですか?」
「パパ限定だよ」
「そんなに大切なんですね、Oさんと、Oさんとのセックスが」
「うん」
「気持ちよくなくても……?」
「うん。大切で幸せな時間なの」
私のいないところでこういうことを言ってくれるなんて少しほろりと来てしまう。
「それにね、気持ちよくないって言ったけど……うーん、気持ちいいんだよね」
「どういうこと?」
「イっちゃうような気持ちよさじゃなくて……ずっとこのまま繋がっていたいと思うような気持ちよさ」
「ちょっと惚気けすぎですよ、ゆきさん」
「とかいって羨ましいんでしょ?」
「めちゃくちゃ羨ましいっす」
「だからさっきパパとのセックスが一番気持ちいいって言ったのは半分冗談だけど半分本気……」
全裸でZのペニスを突っ込まれたままでもいいから、今すぐ飛び出してゆきに抱きつきキスしたい。

片方の乳首を口に含み、片方の乳首を手のひらで刺激するZ。
「ん……んん……」
Zの愛撫にキスで応えるゆき。むっちりした尻が揺れている。
「俺もゆきさんのショートケーキになりたいな」
「Zくんは……たまにイチゴくれるおじさん」
自分より若いZをおじさん呼ばわりするゆき。
言ってる本人もおかしいのかニヤニヤ笑っている。
「俺のあげるイチゴは甘くて美味しい?」
「うん。おちんちんは酸っぱくて堅いけど」
ゆきがZのペニスの味を知っている事実をこんなところで突きつけられてしまう。
「たまにはイチゴ食べるのもいいなって思ったでしょ」
「ふふふ……少しね」
「そう思ってくれて嬉しいです。ゆきさんのイチゴも美味しい」
ゆきのつんと尖った乳首を舌で転がし甘噛みする。
「あぁ……ああ……!」
快感に背筋をのけぞらせ下半身を押し付けて応えるゆき。
自然と乳房を突き出しZの愛撫を受ける格好となりいやらしさが増す。


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