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亜美
【SM 官能小説】

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亜美-8

 「中田君、バッチリ撮ってよ」
 「はい。やっぱりカメラを持ってきて正解でしたね」
 「そうよ。露出とか大丈夫?」
 「ええ、ストロボが付いているしデジタルだから少々露出を間違えても自由に修正出来る筈です」
 「そうなの?」
 「はい」

 2人で沢山ある写真の中から適当にいくつか選んでいると忍者服のような物に着替えた縄師とワンピースを着た奥さんが入ってきた。奥さんはさっきとは違う服のような気がするが、縛ったりすれば皺になるから着替えたのかも知れない。顔は舞台化粧のようなどぎつい化粧をしていた。

 「女房の昌子です」
 「宜しくお願いします」
 「こちらこそ」
 「顔はともかく体は縛りに最適な体をしてるんです」
 「はあ。縛りに最適な体というのはどんな体でしょうか」
 「つまり痩せてもいず、太ってもいずっていう体ですね。痩せてるのは縛っても面白くないんです。縄はやっぱり女の脂肪に食い込まないと雰囲気が出ませんから。かと言って太りすぎてるのも駄目です。女を縛ってる気がしないんですよ。縄の長さだってちゃんと計算して揃えてあるのに、足り無くなっちゃったりするんです」
 「はあ、なるほど。それじゃ、いくつか写真を選びましたので、こんな感じの縛りをお願いします」
 「着衣のやつはあんまり手の込んだ縛り方は出来ないので、大体はこの写真みたいな縛りになっちゃいますね」
 「はい。それじゃ後のやつは裸でお願いします」
 「承知しました」

 縄師は奥さんを座敷の真ん中に立たせるとロープでくるくると縛り上げた。両手を後ろに廻した姿で乳房の上下を2回縛っただけだが、目の前でそんなのを見ると流石に初めての誠司は物珍しくて興味を惹かれた。縛られた女というのはなるほど一種の妖しい雰囲気を醸し出すものだと思った。パチパチと夢中で撮りまくった。縄師は誠司が十分に撮ったことを確認するとワンピースの前ボタンを外してグイと胸を拡げて開けた。なるほど、この為にわざわざ前あきの服を選んで着替えたのだろう。ブラジャーはしておらず、ロープで上下を押しつけられた乳房は奇妙な形に歪んで大きく膨らんでいた。誠司が何枚か写真を撮ったのを確認してから縄師はするするとロープを解いた。今度は裸にして縛るようだ。

 「下着はどうしましょう?」
 「そうですね。それも下着を穿いたままのと脱いだやつと両方撮らせて頂けるといいですね」
 「それじゃ、まず穿いたままで縛りましょう」

 下着1つの裸になった奥さんを今度は全身縛った。全身と言っても立ったままだから上半身だけで、縦横に何本もロープを掛けている。ようやく誠司も落ち着いてきてロープを観察したりする余裕が出てきた。それは太いけれども柔らかそうなもので、あれなら強く縛っても痛くはないだろうと思った。SM用のロープなのであろうか。男は流石に縄師を自称するだけあって鮮やかな手際で、あっという間に奥さんを縛り上げた。亀甲の形にロープが絡んで、それなりに美しい光景に見えた。股間のロープはかなりきつく締め上げていると見えて、下着の生地ごと性器の中にめり込んでいる。めり込んだ2本のロープの左右に膨らみが出来て厭らしい眺めである。
 前から横から後ろからとあらゆる角度から写真を撮り、縛られた股間に近づいて下から大写しの写真も撮った。縄師は満足そうに少し離れて誠司の撮影を見ていたが、誠司が一通り撮り終わると奥さんに近づいて後ろで結んだロープを解いた。すると股間のロープだけが緩んだので後ろ手に縛られたままの奥さんの体から下着を脱がせてやり、そのまま又緩んだ縄を股間にめり込ませるように締め上げて縛った。股間のロープはめり込んで完全に性器の中に埋没している。痛くないのだろうかと思ったが、何も言わずにひたすら写真を撮った。
 縄師は学校の先生だから写真に撮られるのは絶対困る訳で、誠司がカメラを構えるとさっと下がる。だから誠司も縛っている最中はカメラを向けたりしないようにしていた。次に縄師は奥さんを寝かせ、脚も縛り上げた。縛った両足首を背中の結び目に更に縛り付けて海老そりのような形にした。奥さんはうっとりした感じに目を瞑って横たわっている。海老のように反っているから腹の肉もピンと張り、大きく仰け反った顎の先から膝までがアーチ形になっていて、これはかなり美的なポーズだと思った。股間は突き出すようになっているが両足がピッタリ閉じられているので性器そのものは見えない。性器が写らないから気楽にさまざまな角度から撮影すると縄師は足首と後ろ手の結び目を繋いでいたロープを解いて、海老反りから解放した。
 しかし後ろ手に縛ったそのままの体を今度は逆に折りたたむように曲げた。足首を縛っていたロープを何か揺するようにしていたかと思うと、解かずにそのまま緩めたのであった。そしてグイと膝を広げて胡座をかいたような恰好にした。開いた両膝からロープを後ろに廻して膝が閉じられないように縛った。床に折り畳んだ布団を敷いているので、何をするのだろうと思っていると、前屈みに縛られた奥さんを仰向けにしてしまった。つまり胡座をかいたまま柔軟体操のように上体を伏せた体を、そのままの姿勢で裏返したようなものである。折り畳んだ布団を下に置いたのは、後ろ手に縛った手に体重がかかって痛くならないようにという配慮だったのである。フィルム代わりのメモリーは沢山持ってきているからパチパチと何枚も撮る。性器はおろか肛門まで突き出しているのだが上手い具合に太いロープが2本通っているから肝心な部分は隠れている。相当強く引き絞ってあるようで性器には完全にロープが埋没して両脇の肉が盛り上がっている。その部分のロープは全く見えなくなっている。しかしそれは性器を広げて中を見せるより遥かに隠微でいやらしい眺めのように思えた。それにロープの両脇の盛り上がった肉というのだって、それは要するに性器の入り口の肉襞なのであって、普通はそれも含めて性器と言っているのではないだろうか。こんな所を撮影したってどうせ雑誌に掲載することは出来ないだろうし、どうしたもんだろうか迷っていると突然シャッター音が止まったので礼子が不審そうな目で誠司を見た。



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