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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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ビッツコイン-3

常磐銀行を出て車で県警本部まで戻る華英。すっかり見慣れた地元の風景を見ながら思う。

(道路や建物は新しくなったけど、この見慣れた風景が落ち着くよねぇ。でも湯島武史事件から海老川優里事件まで色んな事があって、今度はビッツコインでその姿を変えようとしている。街は生き物ね。どんどん姿を変え人格も変わって行く。ビッツコインは城南市にとって良いモノなのかな…。)
発展すれば良い。また何か犯罪に巻き込まれるような事があれば愛する地元がまた世間から好奇の目にさらされる事になる。先程常磐銀行で、最後にビッツコインの口座を開いてみた。まだ審査に2、3日かかるだろうが、審査が通ればいよいよ自分もビッツコインと関わる事になる。仮想通貨を調べるなら自らがその本質に触れないと分からないだろう、そう思い華英はビッツコインを始める事にしたのであった。お小遣い稼ぎもなきしにもあらずだが…。

県警本部に戻った華英はマギーに報告した。
「そうかぁ、常磐銀行がビッツコイン取り扱い日本一かぁ。それにここまでビッツコインが整備されつつあるだなんて知らなかったわ…。」
「今ではおじいちゃんおばぁちゃんまでビッツコインの事を知ってるみたいですね。今のところ全体的にビッツコインに関しては健全な使い方されてるようねー。」
「その目的が不健全なものなら次第に流れがおかしくなってくるはず。そのタイミングは逃してはいけないわね。注意深く見ておかないとね。ねぇ、ところで風俗店でのビッツコインの扱いはどんな感じなの??」
「さ、さすがに風俗店には行ってないけど…」
「何かおかしな動きがあるとしたらやはり風俗店、水商売からだと思うのよね。じゃあ風俗店に聞き込みに行こうか。」
「え…マジ…??ヤダなぁ…」
「華英?捜査よ、捜査。風俗店ぐらいで恥ずかしがってたら何も捜査なんてできないわよ?」
「…、しょうがないなぁ…」
華英は渋々とマギーの後について行った。

時間は夕方17時。これから客足が伸びる時間だ。城南市の歓楽街、大豆街には様々な風俗が立ち並んでいる。国道を挟んで南側が主に風俗店、左側に飲み屋が並んでいる。飲み屋は昔に比べてだいぶ人通りが少なくなった。風俗店も無店舗型のデリヘルの台頭で昔ほどの賑わいはない。だがそれでも夜の快楽を求めて人の姿が消える事はなかった。マギーらは歓楽街から少し離れたパーキングに車を停めて歩き始めた。


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