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キモオタ藤野康介の陵辱日記
【学園物 官能小説】

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眠れる美少女-1

凛への脅迫材料は揃ったがなかなか手が出せずにいた。
まず二人きりになることが難しく話せる機会がなかった。
ましてや嫌われている立場で声をかけることすら困難でどうしようかと放課後に職員室で考えていると浮かれない表情の西口が溜息をついている。
「おやぁ…?どうしたんですか…西口先生?何か悩み事でも…?」
「え?あぁ…藤野先生。いえいえ…プライベートのことで少し……はは…。」
乃亜との関係がうまくいっていないことを推察すると笑いが込み上げるのを必死で抑える。
「そうなんですかぁ…。西口先生なんてまだお若いですから女性を取っ替え引っ替えでしょう?羨ましいなぁ……。でも生徒には手を出したらダメですよぉ?」
「え……あ、あぁ…当たり前じゃないですか。あ、僕これから面談があるので……。」
乃亜の身体には絶えずキスマークをつけ西口とセックスができないようにしているが別れたりはしていないと報告を受けている。
明らかに動揺した西口が立ち上がると首を傾げて質問を重ねる。
「面談?どうかしましたか…?」
「えぇ、2年D組の東城なんですが…どうやらイジメをしていると報告があって……。これから生徒指導室で聞き取りの面談なんです。」
「(乃亜ちゃんだな…。)ほぉ……なるほど。僕が行きましょうか?西口先生は女性関係で溜まっているようですし生徒に変な気を起こされても大変ですしねぇ……ふふっ。」
「な、何を…っ!?」
学年主任の滝山が西口を目を細めて見ていて会話に入ってくる。
「………藤野先生、お願いできますか?」
「な…っ……これは僕が…っ!」
「無理しなくていいですよぉ?では責任持って僕が……。」
普段は生徒のことに興味も持たないくせにここぞとばかりに立ち上がると通勤鞄を持ち生徒指導室に向かう。
「(きたきたぁ……やっと二人きりに…。やっべぇ……おちんぽ疼いてきたぁ……。)」
スーツの中の肉棒はやや膨らみつつ、身体が熱くなっていることに気付くと落ち着きを取り戻すように自分自身に言い聞かせ生徒指導室の前に立つとボイスレコーダーで録音を開始する。
ドアを開けると凛はすでに到着し座っていて、西口が来ると思い込んでいたため明らかに不機嫌な態度になる。
「お待たせして悪いね…。西口先生は急遽来れなくなったから代わりに僕が……。」
「私忙しいからさっさと終わらせてくださいね。で、何ですか?(最悪…。せっかく西口先生だと思って喜んでたのに。よりによって藤野……。)」
言葉を遮り手短に終わらせるように冷たく言われるとたじろいで、向かいの椅子に座ると睨んでくる凛に視線を泳がせてしまう。
「(くっ……生意気な…。今に見てろよぉ……。)えっと……西口先生から東城さんがイジメをしていると…。」
「してませ〜ん。もういいですかぁ?」
またもや言葉を遮り否定されて出鼻を挫かれる。
「そ、そう……。でもそういった報告が…。」
「証拠あるんですかぁ?(山野……。あいつもっと痛い目に合わせてやらないと…。)」
凛の言う通りイジメの証拠がなく立証できない。
それならと別の方向から話を切り出していく。
「証拠はないかな…。じゃあ……万引きをして…。」
「してませ〜ん。証拠もないんでしょ?適当なこと言わないでくれますかぁ?」
予想通りしらを切る態度の凛に心の中ではほくそ笑んで、鞄の中からタブレットを取り出し操作してコンビニでの万引き現場の映像を凛に見せる。
次々と商品を鞄に入れる姿はしっかりと顔も写っていて言い逃れもできないもので勝ち誇った表情で凛の顔へと視線を移す。
しかしそのような状況でも弱気な態度は見せない。
「何これ?盗撮?気持ちわる……。はぁ…。で、どうしろって言うんですかぁ?お金払ったらいいんで…。」
「恐喝したお金で払うのかなぁ?」
今度は逆に凛の言葉を遮って、タブレットの画面をスライドさせるとサラリーマンに痴漢の言いがかりをつけ示談金を恐喝し、その後友人との電話で恐喝した事実を自慢げに話す凛の姿を続けて見せる。
伺うように凛の顔を覗き込むと先程とは違う表情となっていて、その悔しそうな表情を見るだけで背筋がゾクゾクとしてくる。
「…尾行して盗撮するなんて相変わらず変態……。」
「退学かな。」
またしても凛を遮り『退学』という言葉を伝えると明らかに態度は変わり凛は勢いよく立ち上がる。
「待ってよ!どうして退学に…っ!」
「当たり前だと思うけど?窃盗罪…刑法235条、10年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金。恐喝罪…刑法249条、10年以下の懲役。君のしたことは立派な犯罪だからね……。」
覚えたての知識を余すことなく披露して、テーブルを手で叩き怒り心頭の凛に冷静に応対する。
「まぁ座ってよ。で、払える?50万円以下の罰金…。払えなかったら10年以下の懲役かぁ…。今は16歳?17歳?刑務所出てきたら20代半ば…?悪いけど……停学は無理だからやっぱり退学になっちゃうかなぁ…。(未成年だしそんな罪にならないけど…騙すには十分かな…。)」
下唇を噛み締め屈辱と戸惑いを隠せない凛が座ると何も語らずじっと見つめる。
「………。どうしたら、いいですか?」
「どうしたら?警察に行くしか……。」
「それは…。何とか、何とかならないですか…?」
態度を変え焦る表情を見ると今にも笑いそうになって、平静を装い静かに語りかける。
「何とか…ねぇ。まぁ…イジメのことはともかく、万引きと恐喝は今のところ僕だけしか知らないから…内密にすることはできる。でも教師として犯罪者を学校に置いておくわけにもいかないからねぇ……。」
その言葉に希望が見えた凛が必死に頭を下げて懇願してくる。
「お願いします…。秘密にしててください……。逮捕とか退学とかなったら私…。」
今まで生意気だった凛が頭を下げる姿が滑稽で、立ち上がるとゆっくりと凛の背後に回り胸元を覗き込む。


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