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学園乱遊記
【学園物 官能小説】

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黒澤 ミカ-5

「はあっ、はあっ…!」

「し、新堂、飛ばしすぎ…」

「ちく、しょう…!ミカはまだ余裕そうだな…!」



そんな事ないです。
ゴム有りとはいえその後3回も挿入して激しくセックスさせられたからもうクタクタです。

ただ、新堂はいつも以上に激しくヤってくるもんだから体力を使ったんだと思う。


私も何度かはイったけどテクニックも何もなくひたすらヤられただけだから、ちょっと物足りない。




「というか、重い。どいてよ」

「ちくしょ〜…!!!」




体力を使いきって私にのしかかってきた新堂を払いのける。
ちょっと物足りないとはいえ体力はかなり使った。

部活もあったし、疲れが酷いので明日は一日中寝てそう。
明日は土曜日。日曜に試合があるから調整だけって事で部活参加も強制されてない。

今はアドレナリンが出ているおかげか動いていられるけど帰ったらぐっすり寝れそう。

…申し訳ないけど、高原の相手をする余裕まではない。




「新堂さ、もうちょい落ち着きなよ。馬鹿みたいに腰振ってないで女の子の事を考えなさい」




うつ伏せになって倒れたままの新堂の頭をペチペチと叩きながらも物足りなかった事を言ってみる。
けど新堂は聞く耳もたずで…。




「ヤだ!特にミカ相手にゃ落ち着いたらペース取られるってのが分かったからなこのS女め!」




そんな返事が返ってきた。
まったくもう…子供っぽいんだから。

そんな所がなんだか可愛くてセックス中じゃないけども頬にキスをプレゼントしてあげる。

私は…セックス中は遠慮なくキスするけども普段はそうしない。
別に彼氏彼女の関係でもないしね。

なんとなく、こだわりがあるのだけども乙女心…みたいな物かな。


だから私としてはサービスみたいな物だけどもこの猿は分かってくれてないだろうね。





「私はそろそろ帰るね。もう限界だから高原の相手までできなかったろうけど…結局こなかったね」

「そうだな…。ミカ、シャワーは良いのか?」

「うん、帰ってからゆっくりする。今リラックスしたら動けなくなりそうだから」

「…す、少し待ってくれ。息を整えたら自転車で送ってく」

「おー、紳士だね」




あんまり待っていると私も動けなくなりそうだったけど、新堂は一分もしないうちに立ち上がって着替えを始めた。
やっぱ新堂も結構体力あるなぁ。

私は…今は余裕ぶってるけどスタミナないほうなので一度止まるとしんどい。
試合の間も休憩挟むと動けなくなるタイプなのでその辺改善されたらなって思う。




「うげっ。こんな所まで跳んでる」

「激しすぎるのよ猿」

「猿って言ったかS女!!!」




あ。つい口から漏れちゃった。
とはいえ私も変なアダ名をつけられてしまったのでおあいこか。

部屋の入り口にまで跳んでいた精液を新堂がティッシュで拭き取ってから部屋を後にする。


高原は…リビングで課題が終わらないとくたばっていた。
勝手にヤって、勝手に帰るのも申し訳ないので新堂が明日か明後日にでも手伝ってやると言ってた。

新堂…意外と頭良いんだよね。
トップクラスという程ではないけど、それなりに勉強をこなして平均点は余裕で取っているのだ。

私は…結構ギリギリなので、私も困ったら新堂に頼ろう。


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