投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

Twin Guns 無敵の女刑事の最初へ Twin Guns 無敵の女刑事 78 Twin Guns 無敵の女刑事 80 Twin Guns 無敵の女刑事の最後へ

新たなる手口-6

「こっちのお嬢ちゃんは話が分かりそうだな?」
いきなり話を振られてドキッとした華英。
「わ、私ですか…!?」
まだビビっている華英はオドオドしている。
「大丈夫よ。権田さんはあんたみたいなタイプ、大好きだから。」
「は、はぁ…」
そうは言われても、的な表情を浮かべる。
「お嬢ちゃん、名前は?」
「三島…華英です…。」
「華ちゃんか。いい名前だ。じゃあ俺の事、権ちゃんって呼んでくれるか?」
「え…!?む、無理です…!」
「いいから呼んであげなさいよ。喜ぶから。」
マギーに促され恐る恐る言った。
「ご、権ちゃん…」
言ってはみたが心配そうな目つきで権田の反応を見た。
「…、わ、悪くねーな!」
ヤクザとは思えないような笑顔でデレっとする権田を見てマギーは呆れ笑いを浮かべる。

「華ちゃんは彼氏いるのか?」
「い、いません…」
「じゃあ俺にも聞いてくれ!」
「え…、ご、権ちゃんは彼女いるんですか…?」
「敬語はよしてくれ!もう一回!」
「…権ちゃんは彼女いるの?」
「いないよ!だー!たまんねー!!」
妙にテンションが上がる権田に華英はマギーに救いの目を向けるが、しょうがないわね、と言った表情をしていた。
(メンドクサイ人…)
華英はドン引きしていた。

しかしそんな馬鹿トークを繰り返す権田に、華英はすぐに慣れて行った。緊張も抜け段々とフレンドリーになって行く。
「とか言って権ちゃん、女いっぱいいるんでしょ〜?」
「いないよ〜。華ちゃんが彼女になってくれたら死んでもいいよ!」
「またまたぁ!そんな事言って1回ヤッたらポイするつもりなんでしょ〜?」
「する訳ないだろ〜?ずっと大事にするし!何でも買ってあげるよ。」
「本当〜?じゃあ可愛いお洋服、いっぱい買ってくれる??」
上目遣いで完全に甘える仕草を見せる華英。
「だー!ベンツだのマンションだのじゃなくてお洋服とか、可愛いぃぃ!買ったる買ったる!いっぱい買ったる!!」
「やーん、権ちゃん大好き〜!」
挙句の果てには手を握り合って見つめていた。

(こ、こいつら…アホね…)
シラーっとした目で2人を見つめた後、若頭の湯田智則をチラッと見ると、湯田は苦笑いしながらマギーを見た。
「て事で菜っちゃんゴメン!僕はもう華ちゃんに夢中になっちゃった♪」
「…どうぞご自由に…。」
若干イラッとしながらソッポを向いたマギーに華英が言った。
「やっぱ女は若い方がいいわよねぇ〜?権ちゃん♪」
「ねぇ〜♪」
その瞬間、マギーの頭の中で何かがキレた音がした。次の瞬間、権田と華英が見たものは、鬼のような形相で銃を構えて銃口を自分らに向けるマギーの姿であった。


Twin Guns 無敵の女刑事の最初へ Twin Guns 無敵の女刑事 78 Twin Guns 無敵の女刑事 80 Twin Guns 無敵の女刑事の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前