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山ガール〜いたぶる
【鬼畜 官能小説】

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屈辱の晩餐-1

 メイクを落とし、洗顔も終わった女たちは、新たに化粧を命じられた。もともと清楚なOLらしく薄化粧ではあったが、汗と涙でそのメイクも流れ落ちていた。化粧といってもハイキング中だ。ポーチには基礎化粧品を中心に、ファンデーションやチーク、アイブロウ程度だったが。
「それにしてもいい女だなぁ」
二人の裸女を交互に眺めながら竜一が感嘆の声を発した。青白かった肌に生気が戻り、全身がほんのり桜色に染まっている。育ちのよさを感じさせる品のよい顔立ちも、陰影をつけたメイクによってその美しさがいっそう際立つ。
「でもこいつらの綺麗な身体、見ているだけで虐めたくなるんだよな」
銀二が残虐な笑みを浮かべながら言った。サディストの二人にとって才知と美を兼ね備える都会の若いOLを徹底的にいたぶることこそ、凌辱の醍醐味なのだ。
「嬲るのは後だ。とりあえずメシにしよう」

「今日はすき焼きだ。肉も野菜も用意してある」
竜一がクーラーボックスを開けた。そこには男たちが朝から荷上げした食材が、ぎっしり詰まっていた。自然解凍された肉は、今が食べごろだ。
「料理はどっちが上手いんだ?」
竜一が二人の女を見比べながら聞いた。
「私がやります」
すかさず亜紀が手を上げた。
 亜紀は本当に料理が上手かった。その腕を買われてハイキング部のキャンプではいつも食糧担当だったし、限られた食材で美味しいものを何品も作ってくれた。
「エプロンとかあったらお借りしたいんですけど?」
「男所帯でそんなのあるわけないだろ!素っ裸でやるんだ!」
「は、はい。わかりました」
機敏に行動するためには、エプロンが必要だったが、無いなら仕方がない。最も、あっても貸すような男たちではなかったが。
 亜紀はさっそく割り下作りから始めた。鉄鍋や牛脂があると良いのだが、そんな気が利いた物があるはずもない。代用品で我慢した。

 一方ちひろは給仕を命じられていた。ビールの酌はもちろん、つまみの用意や配膳までかいがいしく動いていた。
「酒がないぞ!」
「ごめんなさい。今お持ちします」
「つまみはまだか!」
「はい、ただいま。この缶詰でよろしいでしょうか」

 男たちはちひろをこき使うことで、空腹をまぎらわせていた。竜一はタバコをくわえた。だがその時ちひろは銀二の世話に追われていた。男が床に落としたソーセージを、口だけで拾っていたのだ。
「ちひろ!オレがタバコをくわえたら火だろ!」
「申し訳ありません」
そう言いながら立ち上がってライターを探した。男の目の前にちひろの股間があった。竜一はその薄くしなやかな陰毛を人差し指に絡めると、思いっきり引っ張った。
「ヒイィー!い、痛い!」
ちひろは悲鳴を上げた。
「痛くなければお仕置きにならないだろ!」
男は平然と言い放った。
「で、でも今は銀二様の命令に従っていたものですから・・・」
「言い訳をするな!何だったらお前のマン毛を全部むしり取ってもいいんだぞ!」
あまりの残酷な一言に、ちひろは言葉に窮した。
「ご、ごめんなさい。次からは気を付けます」
涙も枯れ果てたと思っていたちひろだったが、その声はすでに半ベソ状態だった。


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