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疼きに喰い込む赤い縄
【その他 官能小説】

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いつか-1

 窓にカーテンが掛かっていない。
 「引っ越したのね。」
 ここには来たくなかった。もう二度と来るつもりはなかった。
 でも。
 どうしても一度だけ、来ておかなければならないと感じた。
 「またいつか、どこかで会えるのかなあ。」
 抜けるような青空とギンと輝く太陽から身を隠すように差している日傘を、少しだけ傾けて駐車場を覗いたが、あの車は無い。
 「ねえ、君はどう?会ってみたい?」
 そう言って私は、そろそろ目立ち始めたお腹をさすった。


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