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恋のMEMORY
【少年/少女 恋愛小説】

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四度目の恋-1

今まで自分自身で作りあげてきた壁をぶち壊し、その先に浮かぶ一人の人物に向かって駆け寄った。

俺、水原さんに告白する!

風馬にそう伝え、いや自分自身にそう言い聞かせ、俺は学校終わりに真っ直ぐ家へ帰る事にした、隣人の彼女の居る場所へ。

「買い物へ行くの?だったら私も付き合っていい?」
「あっ御免なさい、急に雨が降って自分のモノ取り込んでいたら貴方のが干しっぱなしだったから。」

もう恋何てしない、しちゃいけないんだ。俺のいい加減でデリカシーのないこの性格でこれまでに多くの彼女を傷つけてきた。

故にこんな俺なんかが人に恋なんてしちゃいけない…、そう自身に言い聞かせてきた。

けれども…。

「自分に嘘だけはつかない方がいい。」

巴のあの一言で俺はハッとした、俺自身で本当にやりたい事を自らの手で壁で塞いでいた……その事実を。

それに気づいた途端、頭の中でずっとずっと見て見ぬふりしていた彼女の存在が湯水のように湧き出てきて。

彼女は、水原さんは俺に与えてくれたんだ。何度も何度も人を傷つけ塞ぎこんでいた一人孤独な俺に光を差し込んでくれた。

「もうじき縁日よねぇー、近くの神社だったかしら。」

自宅付近で立ち話をする妙子さんと水原さんを目にし。

「水原さん…。」

俺に気づく事なく妙子さんと話を弾ませる彼女。

溢れ出る感情を押さえつける事が出来ない俺は二人の元へ歩みよる、すると。

「えっ!」

そんな俺に、耳を疑うような言葉を聞く。


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