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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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新たなる犯罪-7

「痛ったぁい!本気で叩いたぁ!」
手で頭を抑える華英を介抱する若菜。
「華英ちゃん、パワハラで訴えたほうがいいわよ?もぅ、そんか子に育てた覚えはないんだけどなぁ♪」
若菜は笑って言った。
(ダ、ダメだ…、やっぱこの人に関わるとペースを乱される…)
手でも口でも、そして能力でも若菜には敵わない事は十分に理解している。乗っちゃダメ、乗っちゃダメと自分に言い聞かせた。

そんな様子を見て笑っていた中島が言った。
「アメリカ出張から今朝帰ってきたばかりだと言うのに疲れてないんですか?」
中島は若菜が2人を思う気持ちの大きさを知っていながらそう言った。
「別に疲れてないもん。」
親指を立てる若菜。マギーは目をパチクリしながら言った。
「え?出張帰りだったんですか??」
「うん。あっちのネット犯罪の対策とかについて色々教えてもらおぅと思ってね。一週間ぐらい。あちらのお偉いさんも私に会いたがってたからハグしに行ってきたの♪」
どこまで本当か分からないが、アメリカへ一週間出張してきて帰って来たばかり…、疲れていない訳がない。しかしそんな様子は一切見せない若菜。まるで休暇が開けて出勤してきた朝のように元気が漲っているように見えた。

「上原さんも素直じゃないなー。そこまでして2人に会いたかったって言えばいいのに。」
「アハハ!思い違いよ。私はすぐにでも帰って旦那様と一週間溜まりに溜まった性欲を満たしたい気持ちなんだから♪ナカジーに聞きたいことがあったから来ただけよ♪2人に会ったのはタマタマよ、おタマタマちゃん♪」
「フフ、そうですか。」
苦笑いする中島。マギーにも華英にも若菜の本当の気持ちは伝わっていた。忙しく疲れている中、自分らに会いに来てくれた事は物凄く嬉しかった。

「で、アメリカ帰りで超疲れてる中、警視総監様は俺に何を聞きに来たんですか?」
若菜はニヤッと笑いソファにドスっと腰掛けた。
「ビッツコインについて。」
若菜から笑みが消えた。いきなりスィッチが切り替わったのは中島も同じだった。

「さすがですね。ビッツコインですか。」
中島の顔もいつの間にか真剣そのものになる。
「ビッツコインって…、あの仮想通貨の…?」
マギーが言うと若菜は大きく頷いた。
「ビッツコインがらみの犯罪が最近急増してるのよ。犯罪だけでなく市場価値の状況によっては人生が終わるぐらいの損失を出す人も多発してる。これからしっかりと対策して行かなきゃならない大きな問題なのよね。私の情報ではビッツコインがらみで違法薬物、売春…私の大嫌いな類の犯罪も絡んでるのよね。」
「それ関係の動画が投稿されてないかどうかチェックしに来た訳ですね?本当は明日に来るつもりだったけど、お2人に会いたくて今来た、と。」
中島はニヤッと笑う。
「まぁ、そんなとこかな。」
若菜の雰囲気が一気に和らいだ。若菜にまぁ座りなよと促されて2人は若菜の横に腰をかけたのであった。


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