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妙子2
【その他 官能小説】

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妙子2-20

 「ねえ。私ってあんまり頭が良くないんだけど、気にならない?」
 「頭が良くないから好きなんだ。頭のいい女なんて、いくらおっぱいがデカクても願い下げだ」
 「どうして?」
 「頭がいいと四の五の屁理屈言う。女は馬鹿で男の言う通りにするのが1番可愛い」
 「それじゃ私、何でも研の言う通りにするね」
 「ああ。それが1番だ」
 「ねえ、ご飯は頼まないの?」
 「メシは要らない」
 「でも、ハツとキムチとナムルだけ?」
 「ああ」
 「もっと食べないと駄目だよ」
 「いいんだ。俺が喰わない分お前が喰ってくれてるから」
 「お金が無いの?」
 「ん?」
 「お金だったら私が持ってるから、もっと食べたら?」
 「あのな」
 「何?」
 「いや、何でもない。有難うと言っておくが、金は持ってるし、俺が払う」
 「食欲が無いの?」
 「俺は小食なんだと言っただろ」
 「食欲があっても少ししか食べれないの?」
 「そういうことだ」
 「羨ましいなあ」
 「何で?」
 「好きなだけ食べても太らないから」
 「なるほど」

 「ねえ、私仕事に行かないといけないんだけど」
 「ああ、行って来い」
 「行ってもいい?」
 「いいに決まってる。何でだ?」
 「だって昨日も仕事に行ったから」
 「1日置きの仕事なんてないだろう。昨日行ったから何なんだ」
 「研を一人にしてしまって退屈するんじゃないかと思って」
 「あのな、俺はこの年になるまで1人で生きて来たんだ。そんなこと心配しないで仕事に行け」
 「有難う。研は出かける?」
 「分からん。今日は出かけるかも知れない」
 「そしたら鍵を渡しておくね」
 「ああ、そうだったな」
 「もし出かけて帰りが遅くなるようなら、これから帰るって電話してくれると嬉しいな」
 「何で? 何か準備することでもあるのか?」
 「そんなもの何も無いけど、ああ、これから研が帰ってくると思うと帰ってくるまでの時間が凄く楽しくなりそうだから」
 「ほう」
 「だから、お願いね」
 「それなら電話してやる」

 「何処行ってたのよ」
 「仕事だ」
 「久美ちゃんと会ってた癖に何が仕事よ」
 「ほう。久美と会ってたことが何故分かる?」
 「電話したじゃないの、これから帰るって」
 「その時久美の声が聞こえたのか?」
 「そうじゃないけど、久美ちゃんの電話で電話して来たんじゃないの」
 「そんなことが何故分かる?」
 「掛けた電話の番号が表示されるからよ」
 「ほーう。お前の電話は便利なんだな」
 「今はみんなそうなの。あんたは携帯持ってないから知らないんだわ。今時携帯持ってないのはあんたくらいのもんよ」
 「あれは腰に縄が付けられてるみたいに感じて俺は好きじゃないんだ」
 「久美ちゃんと会って何してたのよ」
 「だから仕事の話だ」
 「馬鹿にすんじゃないよ。久美ちゃんと仕事なんかある筈ないじゃないの」
 「それがあるんだ」
 「同棲始めてたった3日目のことじゃないの」
 「だから?」
 「だからじゃない。たった3日目で浮気するなんて許せないよ」
 「浮気?」
 「本気だから浮気じゃないなんて言っても駄目だから」
 「仕事だと言ってるのにまだそんなこと言ってるのか。いつもの素直なお前は何処に行ったんだ」
 「こんな時に素直になってられる訳ないじゃないの。一体久美ちゃんと何話してたのよ」
 「それがな・・・」



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