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反転
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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日常2-1

日に3度も交わることなど本当に稀だ。しかも妻ではなく、私が主導的になるなど、ふたりが出会ってから初めてのことだった。日頃は私を尻に敷いて楽しむ妻が、密着するように接して来て離れない。もとは顔立ちが整った美人なのだ。決して私の贔屓目などではなく、一緒に歩いていてもナンパされるほどだから間違いはない。いつものS嬢の妻もいいが、これはこれで可愛い。
3回抱いた次の日も、そのまた次の日も、私と妻は毎日のように抱き合った。子作りという義務的作業ではなく、セックスを楽しみ、心から妻を愛することができた。そのせいか、最近は腰回りに鈍い痛みを感じる。乱暴に激しく、思い立った場所で妻を襲うというプレイも結構やったから運動不足な体に祟ったのだろう。
「彰彦君、今日は早く帰れる?」
排卵の時期は終わっているはずだが、妻はいまだに私をそう呼ぶ。
「お得意先との打ち合わせが午前中いっぱいだから、午後から急用が入らなければ大丈夫だよ。どうして?」
「なんでもない…んっもう」
キッチンの妻を冷蔵庫に押し付け、両手首を掴んで耳を甘噛みし、舌先で耳たぶをなぞった。妻は耳が弱い。耳を責められると主導権を握れなくなるため、排卵期でなければ絶対に触らせてはくれない。
「彰彦君…仕事遅れ…んっダメだって…こら…ん」
太股をモジモジさせ、上気する様は何とも妖艶だ。もう少し責めたい、そう思い妻の腕を掴んで挙上させようとすると、妻が顔をしかめた。
「ん?痛かった?」
「あ、ごめん。最近の彰彦君激しいから、肘とか膝をフローリングで擦りむいちゃって」
見ると確かに赤くなっていた。
「じゃあ今日は優しくするよ」
焦らすのはやめにして抱き締め、時間の許す限り唇を重ねた。本当に普通の恋人らしい時間だった。
仕事はスムーズに捗った。大切な人と大切な時間を過ごすということが、こんなにも心に充実感をもたらすことを昔は知らなかった。全ての仕事を予定時間よりも30分早く終わらせた。今日の私は冴えていた。いつもより早いがまっすぐ帰ろう。たまには妻の家事を手伝おう。
「やだいま」
「おかえり、早かったね」
「螢子が朝から可愛かったから頑張れたよ」
リビングで片付けをしていた妻を後ろから抱き締めた。
「螢子?」
「え…」
「…肘に当たってる。お前が乱暴だから擦れて痛いって朝も言ったよね」
あれ?
「ごめん…あの、螢子…」
「……」
「螢…子…」
無言で、冷淡な目で私を見つめている。
「あ…杏奈…様」
無言で妻がトレーナーとスカートを脱ぐと、すでに黒いランジェリーを身に付けていた。私はネクタイを捕まれて寝室まで引きずられ、無言の圧力で服を脱がされた。始まってしまったのだ、生理が。あれだけ愛したのに、妻が最も欲しがっている子供を授けることができないのだ。申し訳なく思いながら項垂れ、私は犬のように四つん這いになり、杏奈様から頭を踏まれた。
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